Always Autumn

Letter from Perth

初代南極観測船『宗谷』見学

2016-07-08 15:26:08 | 2016年お~たむとRさんの日本旅行



こんにちは。

今回も5月の里帰り記の続きです。
(…まだ初日


2016年5月10日 朝

成田まで迎えに来て下さった亡父の友人、Mr.T氏の運転で
私のブロ友さん二人との待ち合わせ場所に向かう途中
時間がまだ早かったので 、T氏のお勧めで

『船の科学館』にご案内いただきました。


ここ、私は初めて来ました!

本館は休館中なので、現在も公開されている
初代南極観測船『宗谷』を見学することにしました。


“不可能を可能にする強運と奇跡の船”
  

サイトから:

『“宗谷”は昭和13年耐氷型貨物船として建造され、太平洋戦争を経験。
その後は引揚船、灯台補給船となり、昭和3111月からは
日本初の南極観測船として昭和374月まで、
6次にわたる南極観測で活躍しました。

その後昭和53年退役するまで海上保安庁の巡視船として活躍。

昭和545月から、船の科学館前に係留・展示されています。』


もう少し、ネットで調べてみました。
こちらの記事も参考にさせていただきました。)

終戦後間もない昭和30年、日本は「国際地球観測年」の南極観測に参加することを決め
国際的な地位を認めてもらおうと考えたようです。

「宗谷」はその時、既に建造後18年も経っていましたが、国にまだお金が少なかった時代に
できるだけの改装をして昭和3111月、南極へ向かったそうです。

小さな宗谷は馬力も弱く、南極へ到達することはとても不可能だと思われながらも
難関を乗り越え、翌1月、無事に南極にたどり着いたのでした。

不可能を可能にした宗谷は
『奇跡の船』と呼ばれるようになったそうです。

宗谷は誕生から40年間もお仕事をしていたのですね

現在、船そのものは老朽化してきていますが(78年前建造ですものね)
当時は国民の希望を背負って、はるか南極へと旅立ったのでしょう



宗谷ががんばっていた頃のことを私はよく知らないのですが
船内の狭い通路を通りながら各部屋を覗けば、タイムスリップをしたような感覚になります。 


にゃんこのぬいぐるみを背負っている隊員さんのマネキンがあり

なぜニャンコと思ってあとで調べたら

南極まで乗船した『タケシ』くんという三毛ニャンがいたそうです
こちらの記事を拝見しました。)


宗谷と言えばタロとジロ、がんばったネー 




ラジオ局のお仕事をしていたRさんが通信室を念入りに眺めていました。


これで南極まで行っていたのですね、すごいな。



 観測記録に使われていたカメラ。



宗谷の近くに咲いていたブラシノキ

ここでオーストラリア原産のお花に会えるなんて、不思議なものです




かつての英雄『宗谷』がいつまでも保存されることを願いながら
船の科学館を後にしました。





ご訪問ありがとうございました。

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Comments (11)
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