過去3年間のわが国における電力販売実績は、震災以降、確実に減少している。
頑張れば、これくらいは減らせるのだという証左かもしれない。
一方、台風9号、10号、11号が急速に発達して近づいている。
台風と日本総電力の比較をして見る。
台風には、10の18乗から20乗ジュールという、途方もないエネルギーがある。
今回は、大型の台風だから、10の20乗ジュールはあるのだろう。
これは、28,000,000百万kWhに相当する。
2014年の国内における総電力販売が859,809百万kWhというのだから、34倍強の大きさだ。
台風は地震よりも大きなエネルギーだというが、まさにその凄さが分かる。
今回は、こんな台風が次々と発達している。
原因は海水温が高いということと、上空に冷たい空気が入り込んでいるということだ。
この温度差が急激な上昇気流を生み出す。
蒸発した水分が上空で凝結するときに熱を発生する。
これによって、どんどん台風は発達する。
もし台風を制御できるのなら、巨大な兵器にもなりうる。
何しろ、原子爆弾数千発分のエネルギーだから。。。
太陽がもたらす巨大な自然エネルギーに驚嘆するとともに、なんとか平和利用できないものかね、と思ったりする。