死滅回遊
2008-09-11 | 富戸
これはツバメウオの幼魚です。
富戸・ヨコバマの右側、ゴロタと砂地の境にあったボンテンに付いていました。
水面下で波に揺られてゆらゆらと、揺り動いていました。
毎年この時期になると、本来伊豆には生息していない魚達が姿を見せます。
ちょっと前までは死滅回遊魚と呼ばれていましたが最近は言い方が変わったはずですが、忘れてしまいました。
何て言うんでしたっけ?
珊瑚礁域で産卵された卵や孵ったばかりの仔魚達が、流れの強い黒潮に流され成長しながら伊豆半島までやって来て、晩秋までは成長出来たものの早春の低水温には適応できず、死滅してしまう。
ちょっと可哀そうだけど、この時期だけのお楽しみでもあります。
これからお正月くらいまで色々な珊瑚礁産の魚を見る事が出来るこのシーズンは、まさにダイビングのベストシーズンであります。