この写真は沖縄の西表島に有ったコモンシコロサンゴです。
人の背丈ほどあって直径も2mを超えていたのではないでしょうか。
ボ~っと見ていると、水族館の「サンゴ礁はこんな風です」コーナーに居るような気分になってズ~っと眺めてしまいました。
周りに大きな珊瑚が無いせいか、此処にはハナダイやデバスズメダイ、スカシテンジクダイなどの小魚達がこれでもかとばかりに住んでいました。
広角レンズで潜っていたら珊瑚全体と無数の小魚達を写せたのに本当に残念でなりません!
なぜかと言うと・・・
この写真を撮った翌年台風の直撃に遭い、水深が浅かったせいも有り大波の直撃で10mも転がされ、バラバラになりながら深場へと落ちて行ったそうです。
あの珊瑚に住んでいた無数の小魚達は大波の中、深場へでも避難出来たんでしょうか?
それとも珊瑚と一緒に・・・・・
どう言う結果であるにせよ其れが自然であり、人間があれこれする事ではないんでしょうね!
でも・・・願わくば、
温暖化の影響かどうか分かりませんが、アメリカ南部を襲ったような巨大台風が襲来しませんように!!