今回は、江戸城内「二の丸」の二の丸庭園にある「菖蒲田」に行ってきました。
上の写真は、明治末に吹上御所に建てられていた、御休所の茶屋を移築したものです。
なんとも上品な佇まいではありませんか!
眺めているだけで、「侘び寂」が理解できてしまう気がします。
そうそう、菖蒲でしたね!
ちょうど盛りだったようで、とても綺麗に咲いていました。
こんなに沢山品種があるのですね!
一輪だけアップしても美しい・・・!
まさしく、いずれがアヤメかカキツバタって言うところですね!
クーには見分けがつきませんが、すごく綺麗です!
ここの隣りの庭園は
・・・で、石灯籠や池が、いい感じにあるのです。
松などの木々も手入れが行き届いていて
いかにも江戸時代の日本庭園なんです。
もしかすると、ここが最も旧江戸城の空気がする空間なのかもしれません。
その当時にあった庭園とほぼ同じに再現されていますので、大奥のお女中達が一時の息抜きに歩いていたのかと思うと、タイムスクープハンターにでもなったかの様な錯覚をおぼえてしまうのでした。
それから、菖蒲田に流れ込む小川を辿って行くと、
石の井戸があり、汲み上げているのでしょうが綺麗な水が
滾滾と湧いていて、井戸の中から炭酸水のように泡が白く見えていました。
手を清めると、良い事が起こりそう!?でしたよ。