先週末、三年ぶりにお気に入りのペンション(ヴィラ・リバージュさん)に行ってきました。
来年2月から離れのお風呂などを大改造するそうで、ちょっとぬるめでしたが最後のジャグ爺?にも入れてよかったです。
日光に行くたびに「東照宮」には行っているのですが、かみさんもクーも家康公の派手派手(悪くはありませんが…)な東照宮より、どっしりとして重みのある「徳川三代将軍家光公の『大猷院廟』がお気に入り」なのです。
上写真は、右側の「二荒山神社」へ上がる鳥居と正面の大猷院廟に行く広場です。
鳥居の前に建っているのは「常行堂」と「法華堂」です。その横に
拝観順路の案内板があります。
左が常行堂、右が法華堂。真ん中の渡り廊下の向こう側にも石灯籠などがあります。
反対側にあるのは
こんな標識です。
では入場料を払って入ってみましょう。
まず見えるのは「仁王門」です。
左側に「那羅延金剛」、右側に「密迹金剛」の仁王様が睨みを効かせています。
ここをくぐると、左側に四代将軍家綱公お手植えの「槇の木」があります。
「宝庫」の脇に聳えていました。
その先の右側に、山から流れ出る清水で身を清める「御水屋」があります。
柱も石造りでどっしりしています。ここで身を清め、先に進みます。
左を向くと
一番大きな「二天門」があるのですが、行った時には修復中で全体が幕で覆われていましたので、以前に行った時の写真をUP しました。
と言う事で、家光公の戒名《大猷院殿贈正一位大相国台霊》の最初の三文字「大猷院」をとった場所なのですね!
ここをくぐってすぐ右の石段を上ると、テラスの様な場所に出ます。
と書いてあり、10万石以下の大名は下の「二天門」をくぐれなかったのですね!
沢山の石灯籠は、10万石以下の大名からの献上品だったのですね。
このテラス状の展望所の左にまた石段があり、上ってから見えるのは、広場の奥に「夜叉門」があって、門の左側には「鼓楼」、右側には「鐘楼」がそびえ立っていて荘厳な空間になっています。
写真の左側にこの「鼓楼」が
この後ろ(右側)には「鐘楼」が堂々と建っています。
説明板です。
では夜叉門の石段を上ってみましょう。
この門の説明は
正面と内側に4体の夜叉が居られるのです。
近づいて見てみましょう。
豪華なのに重厚な彫刻
観賞しながらくぐると、正面に拝殿前として最後の「唐門」が見えます。
近づいて観賞します。
ここから内部は撮影禁止となっています。
中の拝殿で参拝し、廊下から中庭に出て
外観を撮影しました。
ここから右側に「拝殿・相の間・本殿」を観賞する事ができます。
拝殿から本殿を見たところです。
後ろは鐘楼と夜叉門の屋根が見えています。
本殿から拝殿を見たところです。
此処の後ろに、家光公の墓所に入る「皇嘉門」があるのですが、公開されていませんので内部の「鎧倉」「奥院拝殿」と「家光公墓所」は見る事はできません。
公開される日があれば、是非また来て見たいと思っています。
夢の国の竜宮城にでも行きそうな門ですね!
是非「奥院拝殿」と「家光公墓所」を拝見させていただきたいものだと願っています。
ここから右側は、回廊のようになっています。
途中の門から見る「相の間」です。
ぐるっと回って夜叉門へ
これは夜叉門の内側です。
何時見てもなぜか心安らぐ大猷院廟を下山して、今度は二荒山神社へと向かいました。