日曜日、地元の映画館のレイトショーで映画を観ました。観たのは「TATAMI」です。
土日はレイトショーの時間でも上映しているのですが、平日は、日中の上映しかないので、
日曜日に行くことに。この映画は、実話をベースに描いた社会派映画なので観ることにしました
実際は、2019年に東京で開かれた世界選手権の男子で起こった事件なのです。何十年も前でなく、
結構最近な感じですね。コロナ前ではありますが。そんな最近でも、こんなことが東京起こってたんですね。
内容は、ジョージアの首都トビリシで女子世界柔道選手権が開催されている。イラン代表選手の
レイラ・ホセイニとコーチのマルヤム・ガンバリは、順調に勝ち進んでいたが、金メダルを目前に、
政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられる。自分自身と人質に
取られた家族にも危険が及ぶなか、政府に従い怪我を装って棄権するか、それとも自由と
尊厳のために戦い続けるか、人生最大の決断を迫られる。
棄権しろと命じられてからラストまで、ずっと重苦しく息苦しくなる展開でした。
こんな監視国家は、怖すぎる。本当に。人権も何もあったものではない。しかし、
この問題は、イスラエル・ボイコットと言われ柔道以外のスポーツでも行われました。
イスラエルを国として認めない中東各国が、行っている。柔道では昨年のパリオリンピックでも
色々とあったようだ。受動が、この映画でも取り上げられているのも一番イスラエル・ボイコットが
多いからかもしれない。とは言え、現場の選手が最終的に被害をこうむるのは理不尽過ぎる。