プリズナーズ・オブ・ゴーストランド

先週の土曜日、名古屋で２本目に観た映画は、「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」。
この映画が監督が現在住んでいる愛知県豊川市出身だということ、さらには、
その彼のハリウッドデビュー作の主演がニコラス・ケイジときては観るしかない。
しかし、予告は観る限りはかなりクレージーな雰囲気がが漂っている。
派手なアクション映画であることは、間違いなさそうだ。


内容は、鬼才・園子温監督がニコラス・ケイジを主演に迎えて描いたハリウッドデビュー作。
悪名高き銀行強盗ヒーローは、裏社会を牛耳るガバナーのもとを逃げ出した女バーニスを
連れ戻すよう命じられる。特殊なボディスーツに身を包んだヒーローは、東洋と西洋が
混ざり合った美しくも暴力的な世界「ゴーストランド」にたどり着く。混沌に包まれた町で、
定められた時間内にバーニスを探し出すべく奔走するヒーローだったが……。


いや～、何だかな。こりゃあ娯楽アクション映画に徹した感じですね。まあ、アクションと
あとニコラス・ケイジがこんなことやあんなこと、そしてそんなバカなことをやってくれてるというのを
観る感じか。監督が撮影前に病気になったこともあり、渡米するのが大変になったので日本で
撮影されたとのことで、なんか風景が日本っぽいところがあって、なんか安っぽくなってるとこりが悲しい。
ストーリー的にはハチャメチャなんだけど、そことなく原爆だったり原発問題が話に絡んでくるあたりが
園子温っぽいかなあとかは思ったりした。和洋折衷のガバナーの街、いやかなり和によってるかな。
この街がほとんど日本人ってのがね～。異世界ってより日本かよって感じ。ここら辺りもアメリカと日本の
関係っぽいかなあ。ただ、その辺りがわからないと、ただのよくわからないクレージーはアクション映画と
いった感じになるかもしれないですね。





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