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ベニシュスラン・5~関東ふれあいの道4

 “関東ふれあいの道”の登山道脇で咲き始めた「ベニシュスラン(紅繻子蘭)」。ラン科シュスラン属の常緑多年草で北海道南部~九州の山地に分布している。草丈は4~5センチで夏に長さ2.5~3センチの筒状の花を咲かせる。花被片の外側は淡い紅色掛かり表面にはまばらに毛がある。このすぐ横にはミヤマウズラが花茎を伸ばしている。そちらも開花が楽しみだ。
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カナビキソウ・3~花被片

 ビャクダン科カナビキソウ属の「カナビキソウ(鉄引草)」。北海道~琉球の陽当たりの良い山野に分布する多年草でイネ科植物やマメ科植物などに寄生する半寄生植物。特定の植物に寄生するわけではなく宿主は多種に亘るようだ。花期は4~6月で葉腋に直径2~3ミリの白花を咲かせる。花被片は多くは5裂するが珍しく3裂したものがあった。
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トゲヂシャ・1~多摩川

 多摩川土手に生えている「トゲヂシャ(棘萵苣)」。キク科アキノノゲシ属の一年草~越年草でヨーロッパ原産。1949年に北海道で帰化が確認されその後全国に拡がっている。草丈は1.5~2メートルになり7~9月に茎の上部に直径1センチほどの黄色い頭状花を多数咲かせる。茎の下部の葉は深く切れ込み裏側の葉脈上に小さなトゲがずらりと並んでいる。市街地や河川敷などで良く見られる。
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