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コゴメギク・5~平山地区

 日野市東平山二丁目交差点付近で見つけた「コゴメギク(小米菊)」。キク科コゴメギク属の一年草で熱帯アメリカ原産。大正時代に渡来し全国で拡がっているが、当地で見掛けるのはハキダメギクばかりで本種は極めて稀。2年前に当地の専門家情報で日野バイパス沿いに生育しているのを見たが、今年はそこは除草シートが敷かれて消滅してしまった。写真の花は自転車で走っていて偶々信号待ちをした時にすぐ横に咲いているのを見つけた。赤信号に感謝だ。頭花の直径は5~6ミリで舌状花はわずか1ミリ。ハキダメギクの舌状花に比べるとはるかに小さい。
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コマツナギ・3~多摩川

 多摩川“関戸橋”付近の土手道に蔓を伸ばしている「コマツナギ(駒繋)」。マメ科コマツナギ属のつる性落葉小低木で本州以南の陽当たりの良い草地や土手に生育している。茎は細いが引っ張ってもちぎれず馬(=駒)を繋げるほど丈夫なことで名付けられている。6~9月に葉腋から長さ4~10センチの総状花序を出し淡紅紫色の小花を密に咲かせる。写真の右奥に咲いているのはテリハノイバラ。
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チゴザサ・3~開花3

 片倉城跡公園の湿地に生えている「チゴザサ(稚児笹)」。イネ科チゴザサ属の多年草で水田の溝や湿地に生育している。6~8月に茎先に長さ3~5センチの円錐花序を出し直径2ミリの楕円球状の小穂を多数付ける。小穂の先から赤紫色のブラシ状の雌蕊と葯の付いた雄蕊を出す。この様子が何とも可愛らしい。
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