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チダケサシ・4~長池公園

 ユキノシタ科チダケサシ属の「チダケサシ(乳茸刺)」。本州~九州の山地に分布する多年草で草丈は40~80センチ。6~8月に細長い複総状花序を伸ばし直径5ミリほどの淡紅色~白色の花を多数咲かせる。長い茎にキノコのチチタケ(乳茸)を刺して持ち帰ったことによる命名だが、当地ではチチタケにお目に掛かったことが無い。栃木県はチチタケが名物であり“ちたけうどん”が良く知られている。一度食べてみたいがなかなか機会が無い。
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バイカツツジ・6~図師町2

 ツツジ科ツツジ属の「バイカツツジ(梅花躑躅)」。6~7月に枝先の葉芽の下に直径2センチの花を咲かせる。雄蕊は5本で上部の2本は不稔で短く下部の3本は長い。花冠の上部には赤い斑がある。この株は図師町の谷戸の林内のものだが樹勢は弱く1.5メートルほどの株立ちの幹は細々としている。花は毎年数個しか付けないので心配ではある。
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イガホオズキ・7~長池公園2

 長池公園“第1デッキ”に生えている「イガホオズキ(毬酸漿・毬鬼灯)」。ナス科イガホオズキ属の多年草で全国の山地に分布している。草丈は50~60センチで6~8月に葉腋から花柄を伸ばし下向きの花を咲かせる。花冠の先端は浅く5裂している。ナス科植物には連作障害の性質があるものが多いが本種もそうなのだろうか。数年前までは“ながいけの道”沿いで見ていたが今は“第1デッキ”に降りる階段に場所を変えている。
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