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フユザンショウ・3~果実

 奥高尾“大平林道”で見掛けた「フユザンショウ(冬山椒)」。ミカン科サンショウ属の常緑小高木で関東地方以西の山地に分布している。同属のサンショウは落葉性だが本種は冬でも葉を落とさないので“冬”の名を付けられている。雌雄異株で4~5月に枝先に淡黄緑色の小花を多数咲かせ果実は晩秋に赤く熟す。果実は直径4~5ミリ。この葉柄の翼を見て初めはイヌザンショウかと思ったがトゲが対生しているのでフユザンショウと判断した。ちなみにイヌザンショウのトゲは互生する。
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オリヅルラン・2~果実

 キジカクシ科(←アンテリクム科・ユリ科)オリヅルラン属の「オリヅルラン(折鶴蘭)」。南アフリカ原産の常緑多年草で匍匐茎(ランナー)を伸ばしその先に春から夏に掛けて白い花を咲かせる。果実は直径7~8ミリで3~4個の稜がある。
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野鳥・115~トビ2

 多摩川上空を旋回している「トビ(鳶)」。タカ科トビ属の留鳥で海岸や河口のほか内陸や市街地でも見られる。体長は60~70センチで翼を広げると1.5メートルほどになる。野鳥には詳しくないのでとりあえずタカやノスリなどとの違いを確認しておこう。トビの尾の先端のラインはほぼ真っ直ぐか少し凹む形になるがタカはゆるい扇形になるようだ。またノスリの翼の先は5つに分かれるがトビの翼は6つに分かれる。写真では6つに分かれているように見える。
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