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シマサルスベリ・9~開花

 ミソハギ科サルスベリ属の「シマサルスベリ(島百日紅)」。鹿児島県~琉球に自生する落葉高木で樹高は20メートル以上になる。サルスベリの花は赤や白があるが本種は白花だけになる。またサルスベリの葉先は丸いがシマサルスベリの葉先は尖っている。これは神代植物公園のもの。
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キヌガサタケ・7~臭い(におい)

 大戸緑地で見られる「キヌガサタケ(衣笠茸)」。スッポンタケ科スッポンタケ属のキノコで竹林に発生することが多い。写真の個体は斜面に出現したため無残に倒れていた。そこで枯れ枝で支え立たせてあげた。その際にキノコを何度も触ったが、悪臭が漂い往生した。これまであまり臭いを感じたことが無かったが、レース状の付属器官が拡がり終えて萎縮が始まり臭いを発散させたようだ。臭いの表現が難しいがかなり臭い(くさい)。
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クモキリソウ・7~果実

 ラン科クモキリソウ属の「クモキリソウ(蜘蛛切草・蜘蛛散草・雲霧草・雲切草)」。暖温帯~冷温帯の落葉広葉樹林内や林縁に分布し初夏に長さ1.5センチほどの花を数個咲かせる。地味な色合いの花だが山奥に咲くので毎年花期にそれを見つける楽しみがある花ではある。果実は蒴果で上向きになる。
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