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サッカーの応援に感激

2009-05-06 | サッカー応援
 5週間連続、サントスFCのサッカーの応援に行きました。サンパウロ州杯の決勝でサントスが戦うとは、当初は想像していませんでした。
 
 サッカーの応援がこんなに面白いものとは、今回、初めて実感しました。ワールドカップの決勝でブラジルが優勝したときよりも大きな感激をこの試合で感じました。これも、応援団であり、自分のサンバチームであるトルシーダ・ジョーベンと一緒に続けて応援に行っていたからでしょう。

 サンパウロの全市民が注目したこの決勝の最終戦。先週、ホーム・サントスでコリンチャンスに負けてから勝ち目はありませんでした。
 それでも応援し続けたジョーベン。
 途中、ペナルティ・キックのチャンスを得たときには、目を真っ赤にして、感激していた応援団のメンバーがいました。そして、ゴールをひたすら祈りました。
 
 私の隣では、連続当選を果たしている市会議員が観戦していたのですが、静かに試合を見守るのかと思いきや、さすが応援団の関係者。プレーに失敗した選手には、最悪の言葉でやじり、シュートしそこねたときには、スタンドの端まで走って行って悔しがり、敵チームの観客には指を突き立てて非難し、心底、熱くなっていました。

 試合は1-1の引き分けでしたが、これまでの得点でサントスFCは優勝できませんでした。応援歌を歌い続け、拍手を続けても試合の結果はどうにもなりません。
 
 選手が応援団席の前まで来て挨拶をしてくれたとき、とある男の子は、号泣しました。彼の友達は「泣くな、またサントスは勝つよ」と励ましていました。

 試合の終わりは、私も思わずホロリ。息子に涙を見られまい、と隠れてぬぐいました。応援団の思いの深さを知った試合でした。

 
 
コメント
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