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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

サントス球場1周サンバ

2010-02-11 | サンバ
 モシダージ・アレグレ、カーニバル前、最後の日曜日の練習は、やはり、私たちメンバーの期待を裏切らない感動的な演出がありました。
 沖縄サンバカーニバルと照らし合わせて、深く思うところがあったので、この日のことについては、カーニバルが終わってから、ゆっくり書きたいと思います。

 その翌日、油断をしていたのですが、今年もカーニバル前の恒例イベント、サントスFC球場1周のサンバパレードがありました。

 月曜日の夜中、球場の周りを2時間かけて、パレードするのです。
 写真のように、トリオ・エレトリコ(音響車)の後をついて、サントスFC応援団の我サンバチーム、トルシーダ・ジョーベンがサントスの町を大いに盛り上げるわけです。

 東京の大きなサンバチームにとって、浅草サンバカーニバル前の三軒茶屋パレードみたいなものでしょうか。
 とにかく、連日の練習、練習で疲れがピークにきているところに、このパレードですから、かなり覚悟が必要です。

 しかも、今年もこの過酷なパレードに参加したのは、バテリア(打楽器隊)の前は、ハイーニャ(サンバ・クィーン)と私の2人だけ。
 力を抜いて踊ることが許されず、何が何でも全力で踊り続けなければならないのです。

 いざ始まると、自分の体力も大したものだ、と我ながら、関心するほどパワーあふれる踊りが出来るので、不思議なものです。
 やはり、太鼓の爆音をもろに体で感じる「バテリアの前」、というポジションは、隠れた力を発揮させると思います。

 しかし、翌日、体はボロボロ。
 耳は昨日の爆音でよく聴こえない。肉体はここに在っても魂はここにあらず・・・です。
 同じジョーベンのみんなも、疲れた体を引きずって、翌朝の仕事に行ったことでしょう。

 さて、明日は、そのジョーベンの最後の最後の練習です。
 カーニバル前の「シメ」の日が、とうとうやってきました。

 明後日からいよいよ、サンパウロはメインのカーニバルです。

 
コメント
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