ブラジルマニア オ・ペイシ 名古屋サンバ 沖縄サンバ

沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

ジョーベンのカーニバル2011

2011-03-11 | サンバ
サントスFC応援団、トルシーダ・ジョーベンのカーニバルが終わりました。

 この日を迎えるまで、本当に色々なことがあったので、無事に終わって、とにかくほっとしました。
踊っている途中に、審査員の目の前で、衣装のパーツがごそっと落ちてしまったら・・・、バテリア(打楽器隊)の前で転んでしまったら・・・とあらぬ心配をして、ドキドキしていました。
衣装のチェックは、家で何回もしました。
 
 私たちコルチ(王室)は、直接の審査項目にはなっていませんが、2,000人の隊列の中で一番注目されるバテリアの前、という重要なポジションです。
 しかも、ジョーベンにとって、初めての大舞台。2部リーグ初出場です。

 スタートの直前には、王室4名と私たちのコーディネーターとで、バテリアの脇で円陣を組み、お互いの手を握りながら、「神が私たちを守ってくれますように・・・」というカトリックのお決まりのお祈りを心を込めてしました。

 パレードコースに入ってからは、ダンサー4人の配置に注意しながら、お互いアイ・コンタクトをして、なるべく大きく動くように進んでいきました。
 バテリアの停滞位置に入ると、私たちの真正面は審査員がずっと見ている場所です。

 そこで信じられないことが起きました。ただ事が大きいわりには、誰もあわてることなく、気がついていないようなので、審査員もどうか気がつきませんように・・・と願いました。

 そんなアクシデントなど忘れてしまうほど、ジョーベンのパレードは素晴らしかったです。
 こんなジョーベンのパレードは、この15年、一度も見たことがありません。

 今はとにかく無事終わったことが嬉しいです。

〔写真はパレードコースに入ったばかりの打楽器隊。一番左が私、一番右がハイーニャ(サンバ・クィーン)〕
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする