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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

16年目のカーニバル 山車が・・・

2011-03-08 | サンバ
 2011年、サンパウロの我々のカーニバル、何とか乗り切ることができました。私たち夫婦にとって16年目のカーニバルです。
カーニバルにはハプニングがつきものなので、そんなに驚くことではないのですが、モシダージ・アレグレもサントスFC応援団のトルシーダ・ジョーベンもパレード中に大きなアクシデントが起きてしまいました。

 3,200人の参加者の最後尾がゴールに入ると、緑のゲートが閉まります。いつもなら、ゲートが閉まったと同時に、みんなで大喜びをするのですが、今年は誰も喜ぶことなく、シーンと静かです。アルモニア(統制係)の主だったメンバーが泣いています。成功の感激の涙ではなく、悔しさをかみしめるような静かな涙です。

 私が出た場所は、前の方なので、後列で何が起きているのかはわかりません。練習にいつも来ている知り合いに聞いたところ、モシダージでは、4台目の山車の車軸が壊れて、パレードコースに出ることができなかったようです。
 この車は3Dの効果を駆使したハイテク山車だっただけに、装置の重さに耐え切れなかったのでしょう。

 私が好きなダンサーが、4台目の車で踊ると聞いていたので、彼女が来るのをゴール地点で待ち構えていたのですが、確かに彼女の姿は見ませんでした。
 出発前にテクノの一団がバッチリの化粧をして、4台目の山車に乗っているところを見たのですが、彼らも来ていません。
 練習をよくしていた人たちが出場できなかったとは、残念でなりません。

 2003年以来、この8年間、毎年3位以内に入っていたこのチーム。そんなにいいことばかりは続きません。1999年、バイーアをテーマにした年も車が重過ぎて、壊れてしまい、7位になったということもありました。

 沖縄サンバカーニバルでも、山車は無事に移動できるよう、本当に気を使います。

 明日、結果発表ですが、山車が大きく響かないことを願うばかりです。

 ジョーベンについては、また後日書きたいと思います。こちらも、明日の結果に影響がないことを願うしかありません。

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