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カーニバル前のハプニング その2

2011-02-08 | サンバ
 前回のブログの続きです。
 1回目の予行練習でサンバ会場をゴールした途端に、救急室を目指してパレードコースへ再び入って行ったポルタ・バンデイラ(旗持ちの女性)。一体、何が起きたのか。

 アルモニア(統制係)が歌手のマイクを手にサントスFC応援団のサンバチーム、ジョーベンの参加者みんなに語りかけました。
「ポルタ・バンデイラは、この会場に来る途中、車にひかれてしまいました。それでも足を引きずりながら最後まで踊り切りました。私たちの旗を決して、倒さなかった。これはすごいことです。皆さん、ポルタ・バンデイラの栄誉に拍手を!」

 今日はカーニバルの当日ではありません。1回目の予行練習です。
 それでも、車にひかれようとも最後までパレードをするのです。たまげた精神力です。

 この日の深夜、いつも通りのチームの練習がありました。当然、車にひかれたポルタ・バンデイラの姿はありませんでした。予行練習のあと、すぐ病院へ行き、このときもまだ病院で手当を受けていました。

 案の定、包帯ぐるぐる巻きになり、松葉杖で床に足をつけることはできませんでした。姉のハイーニャ(サンバ・クィーン)によると、「踊っているときは、血が熱くなって痛みを感じなかったけれど、踊り終わったら、激痛がきた」とのこと。

 何があっても踊りきる。この気持ちは、サンビスタ(サンバ人)なら必ず持っていなければいけないのだと思います。


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