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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

時差ボケサンバ

2009-12-03 | サンバ
 沖縄サンバカーニバル2009を無事終えて、サンパウロにもどってきて1週間。時差ボケのまま、ブラジルのカーニバルの練習に突入する、というのが、この3年間の習慣になっています。

 2週間ぶりに、サンパウロの練習に復帰してみると、2月の本番に向けて、急激にカーニバル指数が高まっていました。

 サントスFC応援団のサンバチーム、トルシーダ・ジョーベンでは、打楽器隊の大将や主な役員には、「私は2週間、練習を休みますけど、日本のカーニバルのためなので、許してくださいね」と1カ月前から予告をして、留守にしました。

 ですが、この間、まずいことに他チームに招待されたショーがあったようで、私は欠席をしてしまいました。

 2週間ぶりの練習で、超時差ボケのサンバ。今年初めて、町内を一周するパレードの練習をしたのですが、そこで、私は足場の悪い道路ではあったものの、バテリア(打楽器隊)の前で踊っている最中、ドタッ! と大転びをしてしまいました。

 何ということか!
 隣で踊っていたハイーニャ(サンバ・クィーン)が「アキ、ケガなかった?」と単純にびっくりしていました。
 私は、笑って、ごまかすしかない、という状況でした。
 カポエイラでさんざん転ぶ練習をしたのが幸いしたのか、うまく道路に両手をついて、けがなく転ぶことができました。(笑)

 そして帰りのバス。
 決して治安のいい場所ではないので、いつも心のどこかで緊張して乗っているのですが、この日は10数年にして、初めてバクスイ。
 終点近くで目が覚めたときには、一緒にバスに乗ったはずのバテリアのメンバーは、みんなすでに下車して、姿がありませんでした。

 時差ボケサンバはつらいですが、これを乗り越えないことには、日本とブラジル、年2回のカーニバルを迎えることができません。

 さあ、沖縄の次は、サンパウロのカーニバルのピークがせまってきます。
 頑張ろう! オー!

 

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