2011年の日本映画です。
人気コミックスの実写版ですが、後半はオリジナルな内容のようです。
ひょんなことから、祖父の隠し子の女の子(六歳)を引き取ることになった独身男性の奮闘記(保育園、仕事との両立、実母との対決など)です。
主演の松山ケンイチも熱演していますが、なんといっても、当時六歳の芦田愛菜の天才子役ぶりが目立っています。
舞台の一つが保育園なので、たくさん子役が登場しますが、その子たちが全くのど素人に見えてしまうほどで、大人の俳優でもできないような表情や仕種での演技や完璧な台詞回しなど、その演技力は群を抜いています。
けっきょく、松山ケンイチだけでなく脇を固める名だたる俳優陣(中村梅雀、風吹ジュンなど)を完全に喰ってしまいました。