闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

マックで偶然

2007年05月30日 | 道場日記

 先週の水曜日、私達家族は恵吾指導員に指導をお願いしている間に文庫のマックへ夕飯(?)を食べに行きました。今時のおとうさんは皆さん同じと思いますが、我が家も日曜の夜ぐらいしか揃って夕飯を食べることがない為、たまに近場で食事をします。たまたまそれが先週マックでした。注文するのに並んでいて、後を振り返ると稽古生のアメザワさんがいました。久しく稽古に来れていませんでした。「おぉ~。久しぶり。仕事忙しいのか。」せんせーが声をかけます。あまりに偶然出会えたのが嬉しい反面、ばつが悪かったかなと思っていると、意外にも「会えて嬉しいです。一緒によろしいですか。」とつかの間ではありますが一緒に座って食べました。

 「間があいちゃうと来にくくなちゃうってことあるよな。」
 「そうですね。ほんとに。」
 「お仕事も忙しくなくっちゃ困っちゃうしね。」
 「でも正直いける日もあります。」
 「しばらくぶりだと何とか戻してとか、も少しやったらとか考えちゃうよな。」
 「そうですね。でも空手好きなんだよな・・・。」
 「それ基本だよな。」
 「前に戻そうと思っていくら自主トレするよりも、思い切って稽古1回来る方が絶対にいい。」
 「ある日、みんなが変わった(強くなった)って思ったんです。」
 「ここであったもなにかの縁だ。稽古待ってるからさ。」
 「押忍、行きます。」

 本当に正直で、でも真実なんだと思いました。ずっとずっと道場のこと考えるたびに悩んでいたんだろうな。でもいつか来たいと思ってくれていたんだと思うと嬉しかったです。
 そして、今週の月曜日アメザワさんは稽古に来ました。帰ってくると「やっと帯渡せたよ。賞状の2005年って日付読んだら、皆がわぁ~って言ってたよ。」嬉しそうに話していました。棚の奥に大事にしまってあった帯、せんせーとアメザワさんの心にずっとあったんだなぁと思いました。

 『道場は強いから来るんじゃなくて、強くなる為に来るとこだもんね。』

 『そして・・・頑張っていた時は決して消えない。』