今回文庫からの選手は、リョウタ・マサト・カツヤの少年部3人でした。申込していたリュウジは残念ながら、骨折して出場できませんでした。
交流試合といっても参加総人数は407人だそうで、トーナメント表の名前も全関東大会で知った名前が多かったです。
幼年のカツヤは、初の外部の試合に思っていた以上に緊張し、いつもの前に出る組手ができず、緒戦敗退。そりゃ緊張するよな~。じむちょーは今回ビデオ係でしたが、撮ってるだけで緊張が伝わってきて、自分の心臓の音が聞こえるような気がしました。小さいのにホント偉いぞ。
リョウタはトーナメント表の一番最後に名前を載せていただけるほど、期待も大きく1回戦は持ち味を出して勝利。しかし2回戦で試合開始直後の相手の飛び込んでくる前蹴りに技ありをとられ、顔面殴打の注意などあり残念ながら敗退しました。この負けは以前にも経験した負け方で本人にとって何よりも悔しいでしょうし、本当によく稽古していたのでがっくりきていると思いますが、あんなに動けるようになったのは稽古の賜物です。「これしかない」と相手に作戦を立てられているのですから、自信を持ってまた頑張っていこうよ。リョウタの存在は文庫道場にとっても脅威の存在で、リョウタに立ち向かっている皆もおかげでずいぶん強くなってるし、勇気を沢山もらっています。
マサトは巨大トーナメントを勝ち抜いて、見事準優勝です。突きの強かったマサトが上段が得意になり、そして最近では皆も知ってのとおり下段も効かせるようになってますます強くなっています。
決勝の相手は中段の突きで相手を効かして技ありをとって勝ち上がってきました。それを目の当たりにしながら、その相手に大きな気合で立ち向かっていったマサトをみてじ~んときてしまいました。なぜならマサトは入門当初、稽古に参加する前に毎回泣いていたことがあるからです。身体は以前から大きかったですが、心はやさしすぎる、気の弱い男の子でした。身体と心のバランスがとれるのにとっても苦労していたと思います。道場での仲間とのやりとり、せんせーとのやりとり、ご家族とのやりとりをみてきていたので、逞しいその姿をみて本当に嬉しかったです。勿論、優勝したかったでしょうが本当によくやりました。
栃木までの初遠征、本当にお疲れ様でした。皆に沢山元気をもらいました。また道場で皆といっぱい稽古して頑張ろうね。ご家族の皆さんも本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
今日の関東交流にも先の全関東にも先週の全日本ウエイト制に出られている選手の皆さんや支部長・責任者の先生が審判をしてくださっていました。3週連続の大きなイベント本当に大変だと思います。木元道場からも師範と喜田師範代が審判をしてくださっています。多くの人たちが切磋琢磨できる場所を与えていただけることに感謝をしたいと思います。そしてまた文庫道場で皆で頑張っていこうと思いました。
皆さん稽古来て下さ~い