スタビライゼーションは体幹のトレーニングとして有効です。
1種目につき、20~30秒間静止してください。
竹村知洋
スタビライゼーションは体幹のトレーニングとして有効です。
1種目につき、20~30秒間静止してください。
竹村知洋
亜鉛は免疫機能に関わるミネラルです。
亜鉛が不足するとウィルスなどの異物を排除しようとする免疫反応がうまくいかなくなります。
新しい細胞をつくる反応を進めるのは酵素の働きですが、酵素は亜鉛を成分としています。
亜鉛を必須成分とする酵素は200種類以上もあるということです。
他にも発育を促進したり、傷の回復を早めたり、味覚を正常に保つ働きをします。
特に成長期にある中学生や高校生には必要な栄養素なのです。
ファーストフードに偏った食事や極端なダイエットをしている人は亜鉛不足を招きやすくなります。
食事では、かき、赤身肉、レバー、うなぎ、そら豆などに多く含まれています。
サプリメントで摂取することも大切になると思います。
竹村知洋
料理の次は、掃除をしてみましょう。
普段、家の掃除をしていない人はなおのこと、いつも手伝いとして行っている人はいつもやっていないところを掃除してみてはどうでしょうか。
例えば掃除で大変なのは水回りです。
風呂や洗面所、トイレといったところです。
特にこれからの季節は暖かくなってきますから、カビなども増殖しがちです。
細かいところまで徹底的に掃除してみましょう。
掃除をすると気持ちよく使えるようになります。
次に使う時に細かいところまで目が行き届くようにもなります。
掃除は色々な道具を使うため、工夫も必要です。
例えば風呂のカビはゴムの部分で増殖をしやすいですが、こすってもなかなか落ちません。
熱湯をかけたあと、漂白剤をまいておくと簡単に落ちます。
これも私が家の風呂大掃除専門であるところから発見したことです。
料理をして、掃除も手伝ってくれたら家族からも感謝されることでしょう。
できれば自分から率先してやってみてください。
竹村知洋
今の中学生や高校生は手塚治虫の作品は読むのでしょうか。
私は多くの手塚治虫作品を所有しておりますが、その中でも『火の鳥』を推薦致します。
『火の鳥』は生命をテーマにした物語です。
火の鳥とそれに関わる人間を中心として、古代から未来にいたるまであらゆる場面を通じて人間模様が描かれています。
火の鳥の血を飲んだ人は、不老不死となります。
また火の鳥と関わったことで、永遠に同じ時間を繰り返し続ける人物や輪廻転生を続ける人物も登場します。
手塚治虫は『火の鳥』で執拗に人間の愚かさや罪を描いています。
全編を通じて救われたという人はいないように感じます。
火の鳥は人間に対して決して優しくはありません。
火の鳥の存在は、生命の本質を表現しているようです。
不老不死は幸福と結びつくものではなく、むしろ死ねないというのはこの上ない苦痛・苦悩以外の何ものでもありません。
『火の鳥』は無常なる時の流れと生命について深く考えさせてくれる物語です。
私が特に好きなのは『鳳凰編』と『異形編』です。
『鳳凰編』は、愛を知らずに育った我王を主人公とし、ある上人との出会いを通して清澄なる心を育んでいきます。
『異形編』は、主人公である八百比丘尼の永遠に同じ時間を繰り返す人生を描いており、「罪と償い」をテーマにしています。
他にも手塚治虫作品には『ブラックジャック』や『ブッダ』、『アドルフに告ぐ』など多くの名作があります。
手塚治虫以外にも日本の漫画には、人間の在り方や生き方を考えさせてくれる名作が数多くあります。
例えば『銀河鉄道999』(松本零士)では限りある生命を精一杯生きる星野鉄郎の姿を感じる事が出来ます。
『デビルマン』(永井豪)は人間の存在意義について考えさせられます。
『自虐の詩』(業田良家)は4コマ漫画ですが、最終的には一つのストーリーとしてまとまっており、次第に明らかになる主人公の幸江の壮絶な人生は涙なしには読めません。
特に小学生や中学生(もちろん大人でも)には良質な漫画を読むことをお勧めします。
竹村知洋
腹筋は色々なバリエーションで取り組んでみてください。
体幹のトレーニングとしては最強度のドラゴンフライに挑戦!
スピードに変化を持たせて工夫してください
①同じ姿勢のまま静止
②ゆっくりしたスピード
③速いスピード
回数は強度に応じて、10~30回程度を目安として取り組んでみてください。
竹村知洋
中高生は自宅にいる時間が長くなるとともに家での過ごし方にも工夫が必要となります。
学習や読書、自宅でのトレーニングに加えて他にもできることを考えてみたいと思います。
最初は「料理をしよう」です。
外食も減り、3食を家で食べる人が増えていると思います。
そこでここはひとつ、自分の分も含めて家族のごはんを作るというのはどうでしょうか。
レシピはインターネットでいくらでも調べることができます。
自分で作った料理というのは美味しく感じられますし、何より家族に美味しいと言ってもらえるのはうれしいものです。
また普段何気なく食べているごはんがどういう風に作られているかを知ることもできます。
おそらく自分で作ってみると、作るのは大変ですが食べるのはあっという間だと感じるのではないでしょうか。
料理というのはちょっとした工夫でとても美味しくなるものですし、それを考えることが一つの楽しみでもあります。
私は学生時代から寮生活をしていたので、それなりに料理をしていたものです。
ご飯を食べるというのは毎日のことですから、簡単に美味しいものを作れるほうがよいわけです。
大学時代は練習後に雑炊やちゃんこ鍋のようなものを作っていたのですが、使う「だし」や味付けを少し工夫することでそれほど飽きることなく食べていたものでした。
例えば「卵かけご飯」の食べ方でもしょう油のかけ方ひとつで味わいが変わるものです。
私が発見したのはご飯に卵を混ぜてから、最後にしょう油をかけてそのまま混ぜないで食べるというもので、しょう油はボトルが密封式のものを使うと香り高くてお勧めです。
ちなみにみそ汁は本出汁を入れて、乾燥わかめを使えば簡単に一人分のみそ汁ができます(茶碗は小鹿田焼、お椀・箸は越前漆器)。
栄養バランスを考えて、簡単に作れて、さらに美味しければ完璧です。
ずっと家にいると、もしかしたら家の人との関係がぎくしゃくしている部分もあるかもしれませんが、子供がご飯を作ってくれる手伝いをしてくれるとなれば、家族との関係も良くなるかもしれません。
買い物はネットスーパーをうまく活用すれば便利です。
盛り付けをする器が自分の気に入ったものであれば、食事の時間はより充実したものになります。
食事をするということは健康を考えた栄養補給はもちろんのこと、家族との団らんの時間としても大切なことです。
多少まずかったとしても、それはそれで話題作りになるものです。
いつもファーストフードを食べている人は、料理を作ってみることを是非考えてみてください。
竹村知洋
パントテン酸はビタミンB₆とともに免疫力強化に働きます。
免疫抗体の産生に働くビタミンで、感染症を予防します。
ストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの合成にも働きます。
ビタミンCとビタミンE、そしてパントテン酸の組み合わせはストレスに対抗する最強のコンビネーションといえます。
パントテン酸はレバーやかれい、納豆、アボガドなどに多く含まれています。
竹村知洋
ビタミンB₆には免疫機能を正常に維持する働きがあります。
ウィルスに対する抗体がつくられるときに不可欠のビタミンです。
不足すると、皮膚炎や口内炎、アレルギー症状が出やすくなります。
スポーツ選手はプロテインを摂取している人も多いと思いますが、ビタミンB₆はタンパク質を代謝する働きもあるため、より必要なビタミンになります。
ビタミンB₆は魚や肉に多く含まれています。
魚類でいうとかつお、まぐろ、さけ、さんま、肉類でいうとレバー、鶏ささみ、牛もも肉です。
ビタミンBは他にもたくさん種類がありますので、複合的に摂取したほうが効果が高いです。
ビタミンB群は水溶性のため、多くとっても過剰症をそれほど心配する必要はありません。
竹村知洋
肩のトレーニングです。
限界を感じるまで続けてみてください。
①逆立ち
②片手で逆立ち
連続して左右交互に肩を触る
③逆立ちで腕立て
おでこを床につけるように
出来る人は壁を使わずにやってみてください。
無理をせずに取り組んでください。
竹村知洋
私にとって座右の書が『バガヴァッド・ギーター』だとすれば、『虚無の構造』は座左の書といえます。
内容は大変難しいですが一言でいえば、虚しさにとらわれずに活き活きとした人生を送るためにどういう考え方を持って生きればよいか、を教えてくれる本です。
人生の意味という重いものでなくても、人は誰でも「つまらないな」とか「かったるいな」と感じる時があると思いますが、そんなとき人はすでに虚無(ニヒリズム)にとらわれています。
虚無にとらわれた人は、この世に真実などないという懐疑主義に陥り、他者とコミュニケーションもとらないエゴイストになります。
いつも他人に対する文句や社会への不平・不満を口にするだけで、自分からは何も行動しようとしない人は立派な虚無主義者(ニヒリスト)です。
ニヒリストは生きながら腐っているという状態で、社会に対して何か貢献することもありません。
特に今の日本は大変豊かな国であり、色々なことがあるとしても単に生きていくことだけであれば、それほど難しいことではありません。
世界的な長寿を誇る国でもあり平均寿命は大変長いですが、ただ長生きするだけであるとしたらその人生にどれほどの意味があるのか、ということを考えさせてくれます。
生命が大切なことは当然ですが、生命そのものがすべてにおいて最も大切な価値を持つものなのかどうか、ということです。
西部氏は生命は手段として価値を持つものであって、生きることだけでは目的にはなりえない、と主張しています。
人間と動物の違いは、生において価値判断をするか否か、にあります。
つまり「真・善・美・聖」を常に何かしらの形で追及して生きることに人間としての価値があるわけで、それを見失ってただ生きる事だけが目的になっているとしたら、もはやその人の人生は野生動物と何ら変わらないものになってしまうというわけです。
『虚無の構造』は私が学んできた哲学の真骨頂が詰め込まれた本であると確信しています。
平和な日本に生きる現代であるからこそ、人生の意味を見直して「活力ある人生」を送るために本書をお勧めします。
内容が大変難解ですので、高校の『倫理資料集』か哲学の入門書を読んでからとりかかった方がよいかもしれません。
竹村知洋