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暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

FR-101でMWを聴く作戦完了

2013-02-12 13:12:28 | 無線小屋
受信はできるが、感度が良くない。
調整範囲も限界を超えている。

初めは、μ同調のコイルだけで、各バンドのチューンを賄っている
と思っていたが、そうではなかった。

低いバンドは別にコイルが追加されていたのだ。

160mを利用してMWまで下げるには、このコイルを交換するか、更に
追加するということになるわけだが、説明書をみると、160mの
μ同調での調整範囲は200KHzくらいしか取れていない。
もっともハムバンドだけを考えれば、これで充分と言えるわけか。

ということは、1~1.5MHzをカバーすることは難しい。
しかも、コイルを交換するには、μ同調のユニットを外さないと
基盤が外せそうにない。
あまり触りたくない部分なので、別の方法はないかと、回路図と
ニラメッコすることしばし。

バンドスイッチを介して追加コイルに繋がれている。この間に
もうひとつコイルを入れれば良いかもしれない。
でも、どのくらいの値のコイルを入れれば良いのかが判らない。

そうか、ここはLC回路になっているわけだから、Cは判るので
逆算すればLが出せる。

ちょっと待てよ。。。
そうだLはこのままでCを変えることで何とかならないかと、計算
してみたところ、1000pFくらい追加すると良いようである。

これならバンドスイッチのところで簡単に出来そうである。

まずは、ミノムシクリップで繋いで実験。




オッ!Sメーターの振れが上がった!
これで行けそうである。早速ハンダ付けして、コアの調整。
まあまあのところまで行けたので、これでOKとしよう。

次は、周波数カウンターの表示であるが、取説によれば、バンド
エッジが0.5MHzから始まるバンドは500KHz加算して表示する
ようになっているということが判った。
この加算処理をしている部分をパスすれば表示はまともになる
と思われる。

また回路図とニラメッコで、「このダイオードをカットすれば」
というところまで追っかけたが、確証はないし、実験してみる
にもチョット面倒な作業になりそうである。
余計な線が切れたり、部品の足が折れたりするとかえって面倒
なので、ここは諦めることにした。

デジタルじゃなくて、あのドラムのダイヤルならなんの問題も
ないのだが、買う時にはデジタルが欲しかったので、しかたがないか。

一応の目的は達したので、これで作業は終了とした。


コメント
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