暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

K50 チョークワイヤーを交換していて思ったこと

2023-05-20 20:41:09 | コレダの末っ子K50

部品が届いたので(実は何日も前に届いていた)ワイヤーの取付

作業を行った。

それほど面倒な作業ではないが、キャブがクランクケースの

カバー内に入っているので、作業性はよろしくない。

よく、スズキのKシリーズはロータリーディスクバルブと

思われがちみたいだが、実はリードバルブ方式なのだ。

本来ならこの形であればロータリーディスクバルブ方式が

採用されると思うが敢えてリードバルブを取付たのはなぜ

だろう?

リードバルブの採用については、低速域での吹き返しが無

いことや、吸気比が高いなど、一般車としては適している

のは解るが、クランクケース廻りの形がロータリーバルブ

と同じであれば、エンジン幅が大きくなるという欠点はそ

のまま引き継がれてしまう。

このロータリーディスクバルブ風リードバルブのメリット

は何なのか?と思ったが

調べてみると、同系のエンジンを積んだスポーツモデルの

AC50はロータリーディスクバルブが採用されていた。

そしてその後のGA50やハスラー50もロータリーディ

スクバルブ。バンバン50はリードバルブなので、スポー

ツモデルはロータリーディスクを採用し、ビジネスバイク

やレジャーバイクには低速域で扱い易いリードバルブを採

用していたということのようだ。

ただ、クランクケースは両方に使いまわしていたというこ

とか。

 


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