チョー楽しいメンタルフローな組織創り

企業文化、環境変化を利用した自然な人づくり、心理的安全性、フロー、社員研修、アドラー心理学などを中心に投稿

『伝説は相手が困っていることに気づき、相手の想像を超える対応にチャレンジしたときに生まれる!』

2021年09月26日 | 社員研修

                           
  参考文献:小倉 広著『アドラー心理学に学ぶ部下育成の心理学』           


【今回の重要なキーワード】
1、人は変わるが、相手は変えられない、変わるのは自分で変わると決めたとき
2、人間関係のトラブルのほとんどが、自分の価値観を相手に押し付けたときに起きる
3、相手の今までの人生は生き抜いてきた事には何も文句の付けようはない
4、相手の今までの人生を100点と認められれば、リスペクトの気持ちが生まれるここから始まる!


『あなたなら、この回答に何と返信しますか?』

 

現在、社員研修をしている現場での出来事として聞いてください!

コミュニケーション研修で、自分のこだわり、捉われをを知り、

捉われの枠の外で考える練習することを目的とした研修で、

こんなワークをしていたときのやり取りです。

問いは、

『もしも、何の制約もないとしたら、あなたは、

このチームをどんなチームにしてみたいですか?

または、どうなったらいいと思いますか?

『日本一の〇〇〇・・・・な、チームに〇〇・・・・』

この、〇と・に言葉をあてはめて完成させなさい!

(例、日本一のかっこいいオヤジが集うイカスチームにする)

そして、何故、その答えを書いたのか?理由を述べなさい!

それに対してこんな答えが返ってきた!

日本一なんてどこにもない!』

何の制約もなかったら、人間は働かない、なぜなら、私たちは、

生活のためだけに働いている、夢物語じゃない!日本一の報酬がもらえるのなら

日本一の仕事をするための努力もするし、考える!』との事でした。

 

あなたなら、この回答に対して、何と返信しますか?

問題の趣旨と違う答えになっていると、指摘しますか!、

それとも、働く目的は、お金だけじゃないと、熱く語りますか?

それとも、すでにお金をたくさん持っているとすると、

確かに働かないよなーって、迎合しますか?・・・・

僕は、こんな風に返信しました。

『想像してください、もしも、将来、すでに、日本一の報酬がもらえているとしたら、あなたは、日本一の仕事をするために、どんな努力をしていますか?』

『そして、それはどんな日本一のチームにするためのものですか?』

『その目指しているものが、きっと、あなたの、このチームをどうしたいか?の答えになると思います!』と・・・

 

どうですか?

あなたならこのスタッフに、どんな声をかけますか?

電話でも、対面でも、お客様とのトラブルが起こるのは、

『会社のルールではこうしないといけない!』私は正しいことを今から言うのだからといったような、

自分の価値観を相手に押し付けようとした瞬間に起きます、瞬間です。

どんなに丁寧な言葉を使おうと、態度を示そうと、

そのざわついた、心の乱れは相手に伝わって、お客様の態度を一変させます!

 

『ここのスタッフは対応が悪い、言葉使いが悪いなどといいだします』

それは、社内でスタッフに対するときも同じです!


考え方を無理やり変えることは出来ませんし、強制的にさせても、

瞬間的な成果はあっても、長続きしません!


応援、支援の気持ちと、出来ているところを認める

気づいてもらうための働きかけ、勇気付け、目標に向かっての指示

出来ることは限られます!

だからこそ、自分もいったん肩の力を抜いて、枠の外に出るための、工夫が大切になってきます!😁


                            
参考文献:ひすいこたろう著『ものの見方検定』 宮越 大樹著『人生を変える!コーチング脳の作り方


『伝説は相手が困っていることに気づき、相手の想像を超える対応にチャレンジしたときに生まれる!』

ひすいこたろう著『ものの見方検定』の中で、ひすいさんは、

タイトなスケジュールの中、寝ずに出した、キャラクターのせりふのアイデアを、

企画が変更になり、新キャラクターになったため、やり直しを指示されたそうです。

わずか1週間の、本当に短い納期だったそうです、普通なら、

『変更だと?、ふざけるな!、こっちは寝ずにやったんだ!!』

と、怒ってもいい場面ではありましたが、実際は、ま逆の対応をします。

『はははははははは。変更ですか?』

『よくあることじゃないですか!何度でもやりますよ』

この瞬間に、相手のスタッフは、すっかり、ひすいさんのファンになってしまいました。

そして、『ひすいさんは、本物だ!』

と、社内に広めてくれたそうです。

この時、ひすいさんは、伝説上の人物になりました!

相手の困っている立場に気づき、相手の想像を超える対応ができたからです。

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