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『究極のチームワーク・help the helperの秘密とは?Ver1.2』2024世界卓球で伊藤 美誠の献身と渡辺監督のリーダー力が生み出したもの

2024年06月12日 | リーダー力

                         
参考文献:ケビン・プリチャード著『10年勝ち続ける最強チームの作り方』    宮越 大樹著『人生を変えるコーチング脳のつくり方』


【今回の重要なキーワード】
1、究極のチームワーク・help the helperとは、『自立』であり、『他者支援』
2、『自分が言われたことだけやっていればいい』と、『自分に集中!』では伝わるものが違う!
3、「自分の分担が完璧にできるようにならなければ、他者の応援なんかするな!」エネルギーを奪う発言
4、他者支援は犠牲になってやるものじゃない、自分のエネルギーを『アゲアゲ』にするためにやるもの!


『2024世界卓球で伊藤 美誠の献身と渡辺監督のリーダー力』

先般、2024年世界卓球女子団体において、日本チームは、絶対王者中国チームに2-1と先行し、
第5戦でも張本選手が1セット目を先取して、後一歩のところまで中国チームを追い詰めた。
今回の対戦中、最も話題になったのは、今年の夏に開催される、パリ五輪代表には選考されなかった、
伊藤 美誠選手の選手の気持ちに寄り添いながら、現役のトップ世界ランカーならではの戦術と、技術的なアドバイスを送る姿と、
それを、近くから見守る、渡辺監督の姿だ!
今回の大会直前、五輪の個人戦選考にもれた後の、『団体戦五輪辞退発言』が、ネット上で取り上げられ賛否両論に分かれた。
そして、大会に入った後の、応援とアドバイスする姿も話題の中心になり、こちらも賛否両論に分かれた。
トップ選手ならではの、戦術や、的確なアドバイスを賞賛する声。
腕組みをしたままの応援を、積極的な応援と捕らえずに批判する声に2分された。

全試合を視聴してきた、僕の個人的な考えを述べさせていただくと、
伊藤選手は、全身全霊をかけて、試合を分析し、選手の調子、メンタルの状態を把握し、相手選手の情報入手にも集中力を持って、
対応しているように見えた、周りの他のメンバーが応援しているのとは、『違う役割をもって』、選手をサポートしたと思う。
腕組みをしていたときには、相手選手の姿を悔いるように集中して注視し情報を収集しているようにしか見えなかった。
その中でも、立ち上がって応援していたし、笑顔で拍手も送っていた。
選手同士は、積極的に意見を交わしあい、対戦していない選手も、伊藤選手を含めて、全員一丸となって試合していることが伝わってきた。
事前に、渡辺監督からも、伊藤選手に対して、「積極的にアドバイスしてくれ」と、サポート以来をされていたようで、
監督よりも前に出て、アドバイスする伊藤選手の姿を、会社や一般的な組織のヒエラルギーに勝手に当てはめ、
上下関係や一般的な監督とリザーブ選手の役割にこだわり、渡辺監督が目指した、最強中国を倒す目的のためなら、できることはすべてやる
というところからは、外れたところで批判している人がいることに、心からがっかりした。
後日談になるが、その後伊藤選手は選手としてのエネルギーを取り戻し、再び世界ランク1位を目指して再び走り出した。
伊藤選手の言葉によるが、「試合中に客観的に自分を見ている視点を取り戻した」お話されていた。
今回の渡辺監督の新たな取り組みが、アドバイスを受ける側、アドバイスをされる側、双方に働いて相乗効果で選手を成長させた。


究極のチームワークは、『目的を達成するため』一般的な役割や常識を疑い、すべてのメンバーが相互支援してそこに向かうことだと私は思っている。


『究極のチームワーク・help the helperの秘密とは?』

すでに、何度も取り上げている、福島 正伸先生の『自立』という動画の中でも紹介されている、『他者支援!』

この中では、博多金龍の話が取り上げられている。

当時、最短で上場を狙っていた金龍は、2ヶ月連続で赤字になるお店がなかったという。

それはなぜか?、この会社は、『相互支援』『他者支援』が徹底されていたから。

「あの店が赤字になったのは、自分たちの応援が足りなかったためだ!」と、外のお店から、応援が来る。

掃除をするから、駅前でチラシを配るから、遠いので行けないけれど、

応援だけだけで申し訳ないけれども「ガンバレー!」、と声がかかる!

すると次月は業績を回復させている、黒字に戻る!

いやいや、いやだなーまたそんなのきれいごといっちゃって!確かに理想論だよねー、

でも現場では使えないし,やるわけないじゃん!

と思いっきり突っ込まれそうだが!!!(^_^.)


         


『一人はみんなのために,みんなは一人のために』

という言葉があるよね!

これが、三銃士の誓いの言葉ということ知ってました。

ラグビーの試合などを例によく使われているけど、

『all for one』のoneは、『勝利』と訳されたりもする、なんとなく三銃士っぽい・・・

またそれかい、一人のという意味じゃなくて、みんなが勝利に向かってという意味なら、

同じ方向に向かって、たったひとつの目的に向かってなら、ほかの人のためにじゃなくて、

勝利は、自分の目的のためでもあるので、いいんじゃないのってことなんだけど、

これでも、皆さん納得されないですね、

なぜみんながそんなに突っ込もうとするのか?そして、納得しないのか?

それは、日本人気質というか何というか、ほとんどの人が今までの人生で、

1度や2度や3どや、10度や20度や30度くらいは、

過去やってきてるんだよね、この他者支援、利他の考え方も実践してきている!

学校の先生とかに言われて、『すばらしいことです』なーんてね!

でも、手伝ってあげた人から、

『余計なことするな!迷惑!』なんていわれてショックを受けたり

偽善者呼ばわりされたり、なーんの反応もなかったりして、

さらに結果も出なかったりする

それが仕事だったりすると、先輩や上司から、

『自分の事100%出来てから、人の事なんかやれ、

とにかく言われたことだけやってりゃいいんだ!


二度とするな俺の仕事が増えるから!!!』\(゜ロ\)(/ロ゜)/

なんて、罵倒されたり、指摘受けたりして、

いやな思いしたくないから、

だんだん人のために、手伝ったり、支援したりすることから、遠ざかったりしていく!・・・・・


家族からも、

『そんな、一銭にもならない事やって、そんな事やっているから、あんた、出世しないのよ』

『子供のことだって、あるのに、そんな暇があったら、早く帰って、家の事手伝ったり、

夜のアルバイトでもして、お金を稼ぐのが当たり前でしょ!』

『他人のことなんてドーデもいいの!、自分の家のこと考えない親がどこにいるの!!!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/』

なんて言われて!

『こんなに自分は犠牲になってまでやってるのに何で、酷い事いわれたりしないとけないんだよ!』もうやめた!

みたいに、気持ちもしぼんじゃって、現実を思い知った経験が、過去に在るからなんです!


                                  


そうか?それは仕方ないよね!でも『残念だなー』もう忘れちゃったかな?

最初にグループのために仲間を手伝ったとき、別に感謝もされないのに、

『なんかさー、とっても気分がよかったこと!!、勝手に自分で機嫌が良くなっていたこと!!(^_-)-☆』

逆の経験は、きっともっとあると思うよ!、決して、その時犠牲になんかなっていなかったと思うよ!

学生時代を思い返して欲しいんだけど、大抵の人はめんどくさいから、やらなかった文化祭かなんかの準備を、一生懸命、一人でがんばっている、

文化委員の友達がいたりなんかして、しょうがねーなーと思いながら、手伝いにいったら、みんなも同じ気持ちになって、手伝いに来ていて、

その後は、すごい勢いで盛り上がって、みんなであっという間に準備できてしまったっていう経験!

在るでしょ!

そのとき、どう!気分良くなかった!!

映画のヒーローのような気分にならなかった?、感動したりとか、『やってやるぜ見たいな気分にも!』


退屈な毎日を過ごしていると、こんなに重要なことがあったこともついつい忘れてしまう。

この時、体と、心の中に起こった、このエネルギーの変化が、最高のチームを作るうえで、最も重要な事なんです!!!

コーチングの指導を初めて受けたとき、相手の言葉でなく、エネルギーの変化に注意を払えと何度も言われたことを思いだしました。

だから、利他、他者支援、相互支援の究極の目的は、自然に自分のエネルギーを高め、パフォーマンスも最高にしてしまう事であり、

今問題の『パワハラ』とは無縁の、チームのパフォーマンスも、マネージメントも最高にすることができる、ツールでもあるのです(^_-)-☆!!!


福島正伸先生


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【 右腕創りコンサルタント 】

コンサルティンググループ 大分メンタルフロー研究所 匠

      代表  石川 保幸

 連絡先 : 携帯電話 090-1366-4882
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