早いもので前回の文楽公演から早5ヶ月が過ぎました。
今回は国立劇場 開場45周年ということでお祝いの
寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)
国土安泰、天下泰平、今の日本の願い・・・「がんばろう!!日本」の祈りをこめての上演だそうです。
前回の公演のときは募金箱があり震災後の爪あとがまだ生々しかった記憶がありますが、今回は重ねて台風12号の悲惨な状況下にあります。
今年ほど自然の残酷さを知らしめられた年はないのではないでしょうか・・・
今回の文楽の平和や繁栄を願う祝賀にふさわしい演目です。
45年前の国立劇場開場記念の第1回文楽公演でも上演されたそうです。
開場はもちろん満席で浄瑠璃 翁 を竹本住大夫 師匠 大夫だけでも6名、三味線も野沢錦糸師匠はじめ6名という豪華な舞台です。
能舞台に老松の舞台で笛の音が響く中、太棹三味線の重厚な音から儀式は始まります。
見ごたえのあるすばらしい演目でした。
文楽公演は朝の10時からの開演でしたので一日がたっぷりありました。敬老の日と母の誕生日祝いをさがしてから毎回文楽の後にうかがう駿河台下の金寿司さんに・・・
いつものように美味しいおつまみと握りをいただきました、カウンターでしたので写真が無いのですが・・いろいろいただいた中で金寿司、辻さんがニヤッと出された一品がありました・・・「何だと思う?」と聞かれたそれは、海苔に巻かれた・・・さぁ何だろう???旨みはたっぷりあるけど魚貝のような感じだけどなんかちがうなぁ・・なんだかわからないけど・・しいたけ???
残念でした・・・これはあわびの煮た煮汁で煮たレタスだよ!!!
レタス????どこにその痕跡が・・・まったくレタスはわかりませんでした。最後にそのあわびも握ってもらいました。。
全部全部美味しかったです。
今日は、我が姉と行きまして・・すべてご馳走になりました。。。やっぱり妹は得だなぁ・・・と。