今年一番食べに来させてもらった和食のお店「青華 こばやし」めでたくミシュランの★も獲得して丁度ミシュラン発売の日に訪れました。
まーーっ店外、店内お祝いのお花であふれていました。まるで開店祝いのような花の数・・・小林さんがお客様にいかに愛されているか本当に良く分かります。開店して2年経たずにあっという間に有名店になりました。
日本のミシュランレストランガイドは私が感じるに本場フランスとは少し違う育ち方をしているような気もしますが、お客様に美味しく食べていただこう!!と思う料理人が目指すひとつの目安としてはとても良い目標になると思います。ただジャンルが広がりすぎて何でもかんでもかい??と感じることもあります。
私が美味しいと思い、がんばってほしいと思う料理人の方々・・・色々な面の苦労も少しばかり分かりますので、私自身も仕事がんばって彼らのお店に末永く通えることが私のひとつの目標でもあります。
さて、今日は私の誕生月でもありますのでシャンパーニュを持ち込ませていただきました、少し奮発してジャック・セロス(2005年デゴルジュマン、ジャックセロスは裏のラヴェルにデゴルジュマンの日時が記されています)にしました。
小林さんにバカラのシャンパングラスを出していただきあまりの泡の立ち方の違いに驚きました。シャンパーニュはさすがに果実の厚みがあり、酸もいきいきとしているのに蜂蜜やバターや素晴らしい酵母のニュアンスが良く出ていました。しっかりした骨格のシャンパーニュでした。
さて、今日のお料理、せいこ蟹(こうばこ蟹、コッペともいうそうです)あんきも、うに、蟹が美味しい!!!内子、外子がみっちり入って、久々美味しい蟹をいただきました。最後に蟹の殻に日本酒を注ぎググッといただきました、これがまた旨い!!(すでにオヤジ化)
うにもいつものとおりバツグン、あんきももとろりと美味しい、アンキモは私はこの季節4~5回いただきましたが毎回違う味わいで以前は、前菜の通り過ぎる一品でしたが小林さんに来てからアンキモも深さを知りました。
鯛の潮汁、小林さんに「THE鯛の潮汁」これが正しい潮汁だそうです。
なんで?なんで?というほどの香り・・・目の周りのコラーゲン部分もみんなで大喜びでペロリ。
さっきの潮汁のお造り。甘い・・甘いです・・・鯛って。
寒ブリ、乗りに乗ってます、ブリとこばやしさん。。
鰆の焼き物、魚編に春と書きますが鰆が美味しいのは今の季節なんだそうです。ホントに美味しい。
鱈の白子、うわーー大好きです。白子。。。今日のこばやしは料理が終わる気配がありません・・・
あんこうの肝汁、濃厚、濃厚すごいとろみ・・・これがアンコウだけの仕業とは・・・びっくり。
美味しい美味しいと食べていると・・・こばやしさん熟成した牛肉を切り出しました・・・もしかして焼いちゃうの????という訳で牛肉の網焼き。食べれちゃうんです・・・わさびで美味しい。
お肉を美味しく食べていると・・・何かの間違えかしら・・・・小林さんが目の前の炭で焼いているのは、からすみ???というまに「からすみご飯」ふた口の幸せ。
これが本当に最後、アンコウの肝汁の雑炊。
参りました。。美味しかったです。来年もよろしくです。
20年、30年のお付き合いよろしくお願いします、と小林さんに言われ、30年は無理かもだけど20年元気にこばやしさんのお料理が食べられるように、身体も仕事もプライベートも幸せにがんばろうと思う夜でした。
もうひとつ!!
「フェイシャル・フィードバック」
幸せだから「良い顔」になるのではなくて、「良い顔」をしていると幸せがやってくる。
いつも笑顔で!!!