キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

105回目のレッスン

2008年12月27日 13時08分06秒 | サックスレッスン
昨日は、アルトの今年最後のレッスンでした。

それで今回から、また気持ちも改め、(年末なのに?いや、年末だから?笑)、、、来年の抱負を語り、今後のレッスンでの課題の提示を、何気にしてのレッスンでした。
具体的には、最近やっている、付いてしまった悪い癖の矯正、それからサックスらしい音でメロディが吹けるようにする。アドリヴのためのジャズ理論を理解する。ジャズのエチュードの練習など。
どれもサックスのレッスンでは、当たり前の内容。でも詳しくは、生徒ひとりひとりに合わせたレッスン内容なので、たぶん、私のレッスンは、私にしか当てはまらないものも多いと説明して下さった。
もちろん一般論的なもの、もしくは教則的な内容は、どれも同じだけど、それに対し、私の理解度が他の人と違うとも説明してくれた。(、、って、どこが?って、聞かないで!爆)

で、レッスン内容は、

・ロングトーンを兼ねての、あるメロディの歌いだしの練習。
・理論編で、メジャースケールでのダイアトニックの覚え方の練習。
・ジャズエチュード、ニーハウスの「インターミディエイト」♯7とジムスナイデロの「ジャズコンセプション」の最後の曲。

今回、フォームの矯正編はやらなかったけど、エチュードを吹いて、時折、小指を注意されたのでまだ直ってないらしい。(汗)
それから、先生に、「なんとかしてシンプルなメロディを綺麗に歌う方法はないか?」と、相談してみて、次回のレッスンからジャズのエチュードではなく、その他の、私の好きな曲での歌い方をレクチャーしても貰うことにした。(どんな曲かはお楽しみに~♪)

次に、理論編では、兼ねてから気になっていたメジャーダイアトニックスケールの一覧表のコピーを持っていって、先生に、「これを丸暗記すればいいですか?」と尋ねたところ、、。
先生、「いや、こんなの見ないで、もっと良い方法がある!」と、ダイアトニックスケールの覚え方を教えてもらった。(って、中身は長くなるので省略。笑)
ただこの方法は、すでに頭の中にメジャースケール12キーの構成音を暗記しているのが、基本。あとモードスケールの名前も、、。でも、それだけであとは言われた通りに頭の中でイメージするだけで、ダイアトニックコードとスケールが覚えられるというもの。
、、、とはいっても、これはあくまで勉強方法というか練習方法なので、これからじっくりと家でやらないと駄目な気がする。うーん、道のりは長い。

それから最後に課題のジャズエチュード。
まずニーハウスの方は、♯7で、タンギングの問題より、やっぱりフレーズのリズムが突っ込むのが問題だった。あと8分音符のフレーズが、イーブンではないにしろ、それに近くなってしまい、その辺も注意された。
で、結局、長々と吹き続けて、最後にやっと合格!(って、次の曲は、もっとちゃんと吹けよー。って、、。おぃ!)
うん、どうやらこのエチュードが曲数が多く、似たような譜例が多いので、(この本に関しては、習うより慣れろ!って、感じなのもしれない。爆)
でも、先生は、最初に、「エチュードにしても、お情けで合格は与えない。」と、仰っていたので、それも信じたいところ。

そして、最後の最後の「ジャズコンセプション」の最後の曲の2回目。
さすがに先生も、「この曲は難しいから~。」と、今回は、メトロノームでテンポを落として吹く練習をしたけど、、。うっ、、、ここで私のフレーズでの吹く癖が、さらに発覚したっ!!(それも、もちろん悪い方の、、。涙)
もちろん家での練習でもそれは分かっていたので、ここのでの、その癖の修正ができる良い機会だと、内心、思った。
、、、ということで、しばらく吹き方を習って、レッスンは終了~。
終始、和やかな、明るい雰囲気での楽しいレッスンだった。

それで、最近、凄く悩んでいたけど、結局、レッスンは自分を映し出す鑑だと思った。先生も真摯な姿勢で取り組む生徒に真剣に教えたいと思っているし、受ける私も、もっと真面目に集中して取り組むべきだと感じた。
あと、とりあえず最近のレッスンで、何にも分からなかったジャズ理論の勉強の糸口が見つかり、本当に助かった。
それと音に関してすごい鈍感だった私に、常に語りかけるように質問してくれる指導方法が、少しづつ理解できてそれもよかった。

で、年末最後の歳末サービスとして、ひとつだけ褒めて貰った。
それは、、。

先生「前より、ずっと音が良くなった。」

えっ、、、それだけー?!(爆)

私、「もっとないのー?」

先生「いや、ひとつだけって言ったから、、。」

私 「・・・・。」(汗)

私 「たとえば、ジャズらしい音色になったとか、、。」

そしたら、、。

先生「良い音色に、ジャズもクラシックも関係ない!」

私 「・・・。」

やっぱ、ジャズもクラシックも仕事でバリバリ吹いている先生には、ジャンルを超越したところでの楽器の良い音を常に求められるらしい。
だから、そう仰ったのかもしれない。

私もそんな先生の意志を受け継ぎ、今後はもっと真摯な姿勢で勉学に励まないといけないと思った。

ちなみに今年のレッスンは、ほんとこれで終わり。
そして、こうやって独り言のようなブログを愛読して下さった方々、本当にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します!

良いお年を~♪
コメント (4)
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