キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

132回目のレッスン

2010年02月19日 09時57分37秒 | サックスレッスン
昨日はアルトのレッスンでした。

実は今年になってからレッスンの回数をこれまでの月に2~3回から1回に変更。理由はいろいろとあったのだけど、一番の理由は課題になっているエチュードが自分にとって高度過ぎてレッスン毎ごとにこなすことができないので、試しに月一レッスンにしてみた。
もちろん、他にも事情はあったのだけど、とりあえず今年に入ってから今回で2回目のレッスン、それなりに収穫があった。

まずは、チューニング。
実音でAの音。わりと自分としては良い音で吹いたつもり。
でも出音のピッチが定まらない。
「まだ管が温まっていない。」という言い訳をしてみたりしたりけど、そういう問題ではなく、単に吹く度にピッチが微妙に前後するのがいけないらしい。
「10回吹いたら、10回とも同じ音になるように。」うーん。
そして、「吹き方がまだ安定していない。」(と、いって墓穴を掘ったかも?汗)
それでも5分ぐらい吹いて、なんとか何度吹いてもピッチが安定してきたのでなんとか先に、、。

そして、いつものソノリテ5音を低音域でロングトーン。
特に問題は無く、、、すんなりと終わった。(笑)

そして課題になっているエチュード課題なんだけど、、、今、同時に4冊分を一曲づつ同時進行中~。どれも昨年の12月から始めて、すでに3ヶ月目っ!!(おぃ!)
そろそろできないと、、、と、思ったけど、自分にとってはやっぱりちょっと難しい。
それでもなんとか練習してきた。

1.ニーハウスのインタミディエイト
20曲目「Eexcise 20」
これは、3連のターンをモチーフにしたエチュードなんだけど、フレーズがひとつごとに移調するので指が追いつかず。特に高音域のフレーズで指が困惑して、、、。
レッスンでは特にできない後半のフレーズを何度も何度も反復して吹く練習をしたけど、結局、できなかった。
先生も見兼ねて、「そろそろ終わりにする?」と仰ってくれたけど、悔しいので、、、「もう一度、練習してきます。」と、言ってしまった。(うーん、悔しい。涙)

2.インターミディエイトジャズコンセプション
4曲目「St.Sonny」
こちらは、たった2つの2-5のフレーズで指が回らなくて、5度目のトライ。
今回はそこばかり練習したおかげでなんとか吹けるようになり、、、やっと合格!(意外と長かったー。笑)
それで次の曲も一度だけ吹いてみたけど、あんまり練習してないのでフレーズのリズムがあやふやになり、、、宿題になった。

で、ついでに「サスフォー」(sus4)というコードを教えて貰った。
それは次の曲「Voyage」というモード系の曲で出てくるコードだから。
、、、で、実は私はこのコードの事は良く知らなくて、コードの構成音を書いて、、、といわれても分からなかった。
それで説明では、単にコードの3度の音が無くて、代わりに4度の音が入るという、、。
ついでにコードの構成音を入れ替えると、そのコードを5(7)のミクソリディアンと捉えて、その基本スケールの2のコード(m7)のドリアンに変化するという。(たとえば、Csus4の場合、その中身のコード進行をFメジャーの2-5(Gm7-C7)に置き換えることができる。)つまり「サスフォー」のコードの部分は、2-5に置き換えが可能で、単にドミナントで使えるスケールをさらに増大させて使用できるという話。
もちろん完全4度の音があるので、4度進行するフレーズが一番それらしく聴こるのはたしか。、、、で、アボイドノートはあるのか?、、、という質問は愚問で、、。(笑)
より自由度のあるコードに対しての自由度のあるスケールを使用、それがモード曲の真意なんだと妙に納得した。
あとは使う音を選ぶセンスと自己責任、、、。うーん。

3.デュエット
6曲目の「6」
こっちは初の3拍子の曲。とても綺麗なメロディなんだけど、後半のフレーズが超難しくてしどろもどろだった。それでも、「デュエットはお互いの音を聴き合う練習~。」ということで、2、3度吹いて、なんとなく先生と音も合ってきたので合格にしてもらった。(ちょっと肩の荷が下りた感じ。笑)

4.ジェイミー2-5-1
「パターン7」
そして最後はジェイミーの2-5-1のメジャーのパターン練習。
パターン7番は、「1.3.5.7-7.5.3.1.」というのを分散和音で吹く、基本的なパターンなんだけど、音は出ているもののフレーズのリズムがゆがんで変という指摘、、。(滝汗)
たしかに均等にイーブンに吹いていないのは確かで、コードの音自体は暗譜しているもののキーによって指がまごついたりして、、、。(涙)
結局、何度も吹いたけど、もっとスムーズに吹けるように、、ということで、もう一度宿題に。(というか、自分でもちゃんと吹けないと曲の基礎練習にならないので、これだけはしっかりと吹けるように練習したいと思った。)

、、、ということで、年末の12月、今年の1月、合わせて3回レッスンがあったけど、ずっと同じエチュード課題をやっていて、どれもまったく成果が上がらず、、。
ところが今回のレッスンで3ヶ月ぶりにやっと練習の成果が表れ、なんとか先に進めるメドが立ってきた。
ここ3ヶ月間を振り返っても、自分なりに練習に対しての姿勢への変化があり、より真摯な姿勢を貫こうと決めたりして、それがよかったのかもしれない。
そんな感じでレッスンの方もできない課題はさらに練習課題になり、できた課題は成果として評価して、先に進む原動力にする。それができるようになって、ちょっとうれしかった。

次回のレッスンでは、エチュード課題は、今回やった課題を復習と次の曲を練習してくるというのが宿題になり、さらに課題は増えたけど、その分練習の楽しみも増えた感じ。
あと自己の課題として、今後はパーカーのコピーも積極的に練習したいと告げたところ、意外と反応がよかったので、これもやれたらどんどんやって先生の前で吹いて見たいと思った。

そんな感じで久しぶりに成果のあった充実したレッスンだった。

子供の頃から、やればできる子、、、って、いわれていたっけ。(笑)

これからはもっとがんばりたいな。
コメント (10)
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