キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

フラジオ練習

2010年02月25日 12時35分47秒 | サックス練習
今日はアルトを3時間練習した。

練習内容は、ロングトーン、オーバートーン、フラジオと、メジャースケールのパターン、曲は「枯葉」と「コンファメーション」のテーマ。

それでフラジオなんだけど、今週の練習から積極的にやることにした。いつもならロングトーンをやって、次にオーバートーンを少し吹いて、最後に少しだけフラジオを吹いて音の出を確かめたところで終わりにするのだけど、これだといつまでたっても使えない。
特にフラジオのGが出ずらいくて、リードの調子や自分の調子で一発で出ない。もちろん他の音がすぐに出るというものでもないので、要はまだ練習不足を感じていた。
それなんで、これからはフラジオの練習もなるべくやって、曲で使えることを目標に練習~。

で、まずは、オーバートーンで第一倍音をマッチングして、慣れてきたら第4倍音を吹いて喉の状態をリラックスさせる。それと、ロングトーンの段階でクロマチック各音をビブラートを掛ける練習もして、口をリラックスさせることもしてみた。
それから高音域のCからメジャースケールの音階で上がっていって、一オクターブ吹いてみたり、、。

、、、と、やっぱり問題はGの音。(アルトでの。)
うーん、指が難しいのに音も出ずらい。
仕方ないので比較的音の出やすいAの音をしばらくロングトーンしてから、一音下がってGの音を吹く練習もしてみた。そしたら比較的、音も出易かった。

それから次にCメジャースケールを使って、曲のメロディを吹く練習。
相変わらず吹くメロディの曲は、「カエルの合唱」と「きらきら星」と、「ロングロングアゴー」ばかりでは能が無いので、試しに「枯葉」とか「ソフトリー」のメロディの一部を吹いてみたけど、、、これはかなり難関、、。
ちなみにフラジオを使う時は、E、F、F♯もフロントFキーを使ったフラジオ仕様の運指で。、、、って、こちらも慣れないと指が暴れてしまうので、自然に指が動くようにこれからも練習しようと思った。

そんなこんなでフラジオばかり2時間ばかり練習して口が疲れたので、残りの1時間は、いつものメジャースケールのパターン練習と曲を吹く練習をした。
で、曲は相変わらず、、、「枯葉」っ!!(笑)
、、、だけではしょうがないので、今回から「コンファメーション」のテーマもやることにした。
、、、って、この曲も何年も練習しているのに未だに上手く吹けない曲。
それでもテーマだけはゆっくりで吹けるようになってきた。
が、しかし、、、オリジナルのテンポは速い。
テーマも難しいけど、パーカーのアドリヴは10倍くらい難しい。
そんなわけで毎日練習で少しづつ譜面を解読しながら、ひとつづつコピーして練習することにした。(道のりは果てしなく長いー。爆)

そんな感じで楽しい練習だった。
のんびりとロングトーンしてフラジオ吹いて、好きな曲を丁寧に吹いて、、。
特にロングトーンは焦らずにゆったり気分で練習すると、次第に良い音色になってくる。
時間に束縛されず、たった数分でも、一日中吹いている気分で吹くと意外と呼吸が楽になると感じた。

レッスンでのエチュードやビッグバンドの決められた課題の練習も大切だけど、こうやって自分だけの練習をする。これが意外と楽しい時間。これからも大好きなアルトをたくさん吹いてあげたいと思った。
毎日の練習でほんの数ミクロンの進歩であっても、普段の生活で空気を吸って生きているような自然な行為が、アルトの練習でも感じられたらどんなに幸せだろう。
そんなことを感じた今日の練習だった。

やっぱりアルトサックスって楽しい楽器っ!!
これからも楽しんでいきたい。

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