フルートカルテットの本番がいよいよ来週に迫ってきました。
練習録音を聞くと、納得いかないチェロの音が所々あります。
発表会まで1ヶ月切っているのに、先週のレッスンでは
フルートカルテットの曲を中心にレッスンしてもらいました。
そして、昨日は本番が行われるホールで最終練習でした。
大きな舞台の中心に四人が集まって、ちょっと広がってみたり、くっついてみたりして
お互いの音が一番良く聞こえる場所、向きを探しあてました。
今回の小品は、フルートカルテット用(フルート4本用)の楽譜をアレンジしたものもあり
各パート、全てにメロディが出てくるようになっています。
私としては、伴奏だけしている方がずっと気楽で楽しめるのですが
メロディをチェロで弾くとなれば、音程はもちろん、音色、音量など
気を使うことが多すぎて、正直のところ、楽しめてません。
もっとここは歌えばよかった、、、とか
もっとスラーをかけたらよかった、とかビブラートのかけ方が悪かったなあ、とか
課題ばかり出てきて、キリがない感じでした。
どうしたらチェロらしい音が出せるのかなあ?と家での練習のときも試行錯誤してますが
私の満足できる音は出なく、これが限界かと諦めていました。
すると、昨日の練習後に楽器を片付けていたら、ビオラさんが私に、
「チェロ、すごくキレイな音ですね。いつもいい音やなあと思ってるんですよ」と
言ってくださったのです。一瞬、私以外にチェロいてた?と思いましたが
私のチェロの音を誉めてくださっているようでした。
こんなこと言われたことないので、嬉しい反面、お世辞?と、とっさには素直に喜ぶことも出来ませんでした。が、
こう言ってくださったビオラさんがすごく素敵な音を出される経験豊富な方なので
ありがたく受け入れることとします。(単純なやあ、、、)
苦節20数年で、少しは聞くに耐える音になってきたのでしょうか。
にほんブログ村