生駒弦楽アンサンブルの代表を引き継いで1年経ちました。
昨年の2月、前代表から代表を代わってほしいと頼まれた時は、
「えっなんで私やの」と戸惑いました。
当時、団員数も少なく、ほとんど潰れかけでした。が、前代表は、
「絶対に潰さんといてね。」おっしゃって辞められました。
生駒弦楽アンサンブルは約6年前にAPA(Amateur Music Players' Association)の
奈良例会として発足しました。(らしいです)
私は、5年前に入団したものの、当時、週に何回か大阪まで仕事に行ってたので
年に数回しか参加できませんでした。
私が入った直後に団員間でいざこざがあり、約半数が辞められました。その後も団は
乗っ取られそうになったり、団員不足で潰れそうになったりで決して順風満帆とはいえない
道を辿ってきています。
昨年の3月、このまま細々と続けるか、せっかく代表になったのだから刷新するか悩んだ末、
『「この人となら一緒に弾きたい」と誰もが思うようなバイオリン奏者が見つかれば
新生・生駒弦楽アンサンブルを立ち上げよう』、と決めました。
数人の思い当たる人の中で、
以前オケで知りあい、その後も仲良しのバイオリンの友人に相談すると(というより頼むと)
「弾きに行ってもいいよ」と快諾(?)してくれたので、
4月から新しい練習場所、新しいメンバー、新しい曲で活動を始めることができました。
彼女の演奏は音色がとても美しく、音程も正確です。おまけに、彼女は、
性格も良く、勉強家、合奏の経験も豊富。コンミスにぴったりです。
Vn、Vla、Vc、ピアノで10人揃い、無理のない範囲での練習を始めました
現在、私たちは生駒音楽芸術協会会員(昔のメンバーが申請してくださいました)で
公共施設を無料で使用させてもらっています。(来年度から有料)
活動は主に音芸協主催のスプリングコンサート・秋のリベラルコンサートに参加、
年間5~6回の老人施設での演奏です。
今は私は練習の場所取り、楽譜の調達、コピー、配布など代表というより雑用係です。
もう少し団員が増えて軌道に乗ってきたら仕事も分担したいと思っています。
とりあえず潰さずに1年間やってこれて、ホッとしています。
この1年間にみんなで練習した曲
○日本の曲
もみじ・浜辺の歌・荒城の月・ふるさと・青い山脈・早春賦・さくら・七つの子・浜千鳥
ゆりかご・かあさんの歌・花嫁人形・夏は来ぬ・旅愁・庭の千草・埴生の宿・春のメドレー
○外国の曲
金と銀(レハール)・セレナーデ(シューベルト)・G線上のアリア・ラデツキー行進曲
金髪のジェニー・ラ クンパルシータ・・カバレリア ルスティカーナ間奏曲
愛のあいさつ(エルガー)・ バイオリン協奏曲イ短調(ヴィヴァルディ)
○クリスマス曲
諸人こぞりて・ジングルベル・きよしこの夜・クリスマス~お正月メドレー
讃美歌より ・ハレルヤ(ヘンデル)
○練習中(まだ人前では演奏できない)
くるみ割り人形より花のワルツ・カルメン前奏曲・四季より春(ヴィヴァルディ)
弦楽合奏版の楽譜を見つけるのが思いの外大変でした。
何年も前から楽譜作成ソフト「Finale」を使って楽譜の浄書ができれば・・・と
思っています。3日間の短期講習をしてくれるDTMのスクールも見つけてあります。
(地下鉄四天王寺前夕陽ヶ丘駅前で見つけました)
このソフトさえ使いこなせたらもっとレパートリーも増えるのに・・・
と思いながらも、なかなか行けません。
毎年、「今年は・・」と思うのですが。