チェロを弾き始めて20数年経ちましたが今年は人前で弾く機会が本当に多かったです。
オケの行事が多かったこともありオケ関係9回、生駒弦楽アンサンブル9回、発表会、
150人のチェロ神戸と年間20回人前で弾きました。
どんな演奏内容であっても一応拍手をいただくわけですが、やはり拍手していただくのは
大変嬉しいものです。自分がこの年齢で他人様から拍手をもらうなんて数年前までは想定外だったので
戸惑いもありますが、素直に喜ぼうと思っています。
今年は2月の第九、4月のフルート四重奏、発表会が第一の大変な山でした。
4月は生駒弦楽アンサンブルの本番も2回あり4/12 ,4/14, 4/19, 4/25と
立て続けに本番があり私のキャパを超え怒涛の日々過ごしてました。
3月のある土曜日は午前中仕事、午後フルート四重奏の練習、夕方からオケの練習それも
シェーラザードのチェロパート出席者2名、よく倒れなかったものです。
7月のオケの定期演奏会が終わると8月のカルテットとオケの弦楽合奏に向けて
史上最高の暑さといわれる中、毎週合わせの練習頑張りました。レッスンにも行きました。
秋は恒例の病院コンサートと生駒弦楽アンサンブルの2回の本番以外に「150人のチェロ神戸」に
出演したので余計に忙しかった気がします。なんせ、出場資格が分奏4回以上参加か公式練習2回
以上参加、難しい曲もあり、かなり時間を取られました。
でもコンサートマスターである藤森亮一先生に次回定期演奏会の件でご挨拶もできたし
多くのチェロ友とも再会できたので前日、当日は楽しい時間を過ごしました。
12月はクリスマスコンサートを中心に5回、直近の演奏曲を練習しながら新しい曲の譜読
というのを繰り返し、あっという間に一年が過ぎて行ってしまいました。
ちょっとゆっくりしたいけど、もう来年どころか再来年の予定まで入っていてどうなるのでしょうか、、、。
来年8月は堺市に新しくできるホールの杮落し月間にモーツァルト「レクイエム」を演奏予定です。
今までレクイエムの良さは全く解りませんでしたが、やっと理解できるようになり今から演奏が楽しみです。
それまでに4月発表会、7月定期演奏会(ドボコン、べー7、タンホイザー序曲)があるので
また練習に追われることになるのでしょう。
日々次の本番に追われて、「きちっと弾けてない感」がいつも私の中にあった1年ですが
いろんな方に聴いてもらって直接言っていただいた言葉の中で嬉しかったこと2つ。
その1、フルートカルテットでご一緒したビオラ奏者さんが「チェロいい音で弾いてるわー」
「私のことですか?」 「そう、チェロの音ウットリするわ」」
その2、カルテットの本番を満席のため陰で聴かれていた地元在住のプロオケ奏者さんが
「チェロの音程の取り方いいなあと思って聴いてました、どなたが弾いているのかなと思ったらKさん
でしたか」
カルテットの本番は行き当たりばったり的な音程の取り方をしていたのですが、この2つの言葉が
あったので12月までのハードな日程を乗り越えられたと思ってます。
メンデルスゾーンチェロソナタ第2番 第1楽章 発表会直前の録音(非公開)
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