アレグロ・モレラート

アマチュアチェロ弾き/時々ピアノ

オランダ・ベルギー旅行記 「アントワープ」

2012-05-27 14:32:19 | 旅行


ブリュッセルからバスで40分位でアントワープに着きます。

アントワープはスヘルデ川の河口にあるベルギー第2の都市です。

15世紀後半には水運の良さを利用して毛織物交易が盛んになりました。同時に

ダイヤモンドの研磨と取引の街としても有名になりました。

17世紀に活躍した画家、ルーベンスの生まれた地でもあります。

私たちが訪れた22日はアントワープマラソンの開催日であったため、バスは

街の中心地に入っていくことが出来ませんでした。そのため約2キロ離れた中央駅で

バスを降り、石畳の道を30分ほど歩いて旧市街に入りました。マラソンのゴールです。


街の中心にあるマルクト広場でまず昼食。ベルギー名物のチコリのグラタンです。



このビールはチェリーのビールです。ほのかに甘くおいしい

食後、「フランダースの犬」の舞台となった世界遺産ノートルダム大聖堂を見学。

ベルギーで一番大きいゴシック教会であるこの大聖堂にはルーベンスの傑作「キリスト降架」

「キリスト昇架」などの三連祭壇画を見学できます。


大聖堂はただ今改修工事中

マルクト広場にある市庁舎
世界各国の国旗の中に日本の国旗はありません。(昨年まであったそうです)

名作「フランダースの犬」の舞台としても知られるアントワープですが、なぜか

日本語でこんなものが・・・

再び中央駅まで歩き、バスでゲントへ向かいます。


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オランダ・ベルギー旅行記 「ブリュッセル」

2012-05-24 21:21:21 | 旅行



ベルギーの首都であるブリュッセルはEUやNATOなどの国際機関の本部が置かれ、

欧州の中心都市として機能する一方、美食の街としても知られています。

ベルギーは北部オランダ語圏のフランデレン地域と南部フランス語圏のワロン地域に

分かれています。
ベルギー北部ではこの黄色地に黒のライオンが

描かれている旗をよく見かけます。この旗がある場所は、オランダ語圏であるということ

なのです。

この日も朝は早くに目が覚めました。マリオットの朝食ではワッフルを自分で焼きました。

焼き立ては、外はカリカリ中はモチモチで最高クロワッサンもどうして

こんなに美味しいのでしょうか。何個でも食べたかったですが、2個で我慢。



食後は歩いてブリュッセル市内を観光です。


まずは、ホテルからも近い世界遺産でもあるグラン・プラスです。

「世界で一番美しい広場」と称されるグラン・プラスは4面を壮麗な建物で囲まれています。

市庁舎、かつての組合所であるギルドハウス(現在はレストランなどに使われている)

などは緻密な装飾が施されていて圧巻です。ブリュッセル市庁舎
ギルドハウスブリュッセル市立博物館(王の家)

グラン・プラスは夜になると10時からライトアップされます。見たかったのですが

この日も10時は夢の中。残念ですが見られませんでした」

ブリュッセルは1880年代に盛んになった建築様式、アールヌーヴォー運動の中心になった

街の一つです。アールヌーヴォー建築が今も残っています。

ギャルリー・サン・チュベール(ショッピングアーケード)世界最古のアーケード

ブリュッセルのシンボル、小便小僧。1619年の製作で、爆弾を小便で消して街を救った

少年の武勇伝から誕生したとも言われています。


市内観光後、いったんホテルに戻り、アントワープに向かいます。

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オランダ・ベルギー旅行記 「花のパレード」

2012-05-21 18:51:51 | 旅行


いよいよパレード見学地に向かいます。

パレードの出発地やキューケンホフ付近では道路が通行止めになったり渋滞するので

私たちは穴場の名もなき(町の名前は忘れました)小さな町へ移動。


この時期はアムステルダム近郊では広大なチューリップ畑が赤・黄・ピンク炉色とりどりに

染まり、まるで花の絨毯が広がるかのようになります。その花の収穫を祝うかのように

花のパレードは開催されます。すべて生花で作られた山車が北海沿岸地方40キロを

パレードするのです。


先頭は鼓笛隊です。いよいよ山車が通過。あたりはかぐわしい花の香りに包まれます。








最後尾も鼓笛隊。


気が付けばもう午後1時前。みんな堪能してバスに乗り込みデルフトへ向かいます。

デルフトで遅めの昼食です。

デルフトは画家フェルメールの故郷として知られています。
レストランのメニュー
こんな自転車もありました。

日本の伊万里焼の影響を受けて発展した美しいブルーのデルフト焼き。
17世紀から続くロイヤルデルフトの工房を見せていただきました。




オランダとはここでお別れで、ベルギーに入国。40分ほどでブリュッセル到着。

今日の宿泊はマリオットホテルです。

チェックイン後、夕食はグランプラザ近くのレストランで。
隣国フランスの影響を受けて美味しいベルギー料理。お鍋いっぱいのムール貝ワイン蒸ベルギーワッフルにベルギー地ビールと大満足の夕食でした。



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オランダ・ベルギー旅行記 「百花繚乱」

2012-05-21 17:11:40 | 旅行


4月21日土曜日。この日は年に1度の花のパレード開催の日です。

渋滞に巻き込まれずパレードを見るためには何時何処で見学するのがベストか

添乗員さんが考えて下さった結果、朝からキューケンホフ公園を見学し、その後

パレードの通過地点にある穴場の場所に移動し見学することになりました。

朝、8時半にホテル(昨日と同じホテル)を出発、約30分でキューケンホフに到着。

アムステルダムの南西リッセ市近郊にある世界最大のチューリップ公園である

キューケンホフ公園は1949年に開園。総面積32ha、4000種700万株が植えられています。

園内が開放されるのは3月末から5月末までの2か月間だけ。1シーズンで85万人

訪れ、その70%は外国人だそうです。

朝早いので、まだ観光客もまばらで、ゆっくり見学できました。








どのチューリップも見ごろの状態です。開きすぎた花を摘んでいるおじさんです

約2時間ゆっくりと公園内を散策しました。出口付近は大混雑。

先にキューケンホフを見学して正解でした。

公園の周辺のお花畑。
よく見るとヒヤシンスです





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オランダ・ベルギー旅行記 「アムステルダム」

2012-05-20 13:45:30 | 旅行


オランダはヨーロッパの北西部に位置し、北海に面しています。

メキシコ湾流の延長である北大西洋海流の影響を受け、高緯度(北緯52度)ながら

温暖です。冬はかなり寒くなりますが、夏の平均気温は18度と過ごしやすい気候です。


昨夜は9時半過ぎに眠気に耐え切れなくなり寝てしまったら、案の定午前1時に1度目が覚め

また眠ったのですが5時ごろにはスッキリ目が覚めました。もちろん外は真っ暗。

朝食レストランが開く7時までの長かったこと。一番乗りかと思いきやツアーの方々は

すでに来られていて、口々に「夜中に目が覚めた」とか「4時から起きている」と

おっしゃってます。旅行1日目はみんな時差ボケ状態です。

この日の朝食です

この朝食の美味しかったこと。スモークサーモンもハム類も塩辛くなく薄味で、いくらでも

食べられます。クロワッサンも絶品、もちろん何回も取りに行って満腹になるまで食べて

しまいました

レストランから見た日の出

8時にロビーに集合してバスに乗り込みます。

街の中心、ダム広場には移動遊園地が来ていました。ちょっとガッカリ。

アムステルダムには街のいたる所に運河があり、古くから重要な交通網として

親しまれてきました。船が通る時は橋が跳ね上がります。

有名な跳ね橋

市内を抜けて、アムステルダム北西19キロの場所にある、オランダらしい場所に

出合えるザーンセ・スカンスへ。ザーン川沿いに大きな風車が5基並んでいるのが

見えてくると入口です。


この一帯が野外博物館のようになっていて、敷地内にはチーズ工場や木靴工房が

あります。木靴工房では製造過程を見学することができます。



チーズ工場

再びバスに乗りホールンへ移動。ホールンからメーデンブリックまでお花畑の中を

SLに乗ります。30㎞ほどの距離を1時間以上かけてゆっくりと走ります。


私が乗っていいるSLの写真は残念ながら撮れません。車窓から見たお花畑です。




メーデンリックに着くとまたバスでアムステルダムまで戻り昼食。

オランダ名物のハーリン

グ(にしん)

マッシュポテトに色んな物を混ぜたヒュッツスポットとミートボール

昼食後、ゴッホの作品を所蔵する「ゴッホ美術館」とレンブラントなどのフランドル絵画

を所蔵するアムステルダム国立博物館を見学しました。

国立博物館は中央駅の設計者と同じ人が設計した建物でオランダ絵画の豊富なコレクションが

見られます。

オランダ人ゴッホの短い生涯が凝縮されているようなゴッホ美術館を見学すると、彼の迸る

才能に圧倒されます。

美術館の中は写真撮影はできませんので、画像をお借りしました。

ゴッホの「ひまわり」

フェルメール「牛乳を注ぐ女」

レンブラント「夜警」



美術館見学後、ホテルで夕食。辛いだけのインドネシア料理で写真を撮るのも忘れました。

夕食後、この日も眠くてたまらなかったのですが、二人で9時半まで我慢して10時までには

眠りこけてしまいました















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