半年ぶりに伊東裕くんのチェロを聴いてきました。
学園前駅近くのアートサロン「空」
超多忙のSさんと一緒にかぶりつき席でじっくり聴かせていただきました。
前回とはまたちがう楽器での演奏でした。
「チェロってあんなに大きな音が出るんだ」と驚いてしまうほどのよく鳴る楽器で
まずベートーベンのチェロソナタ第4番。ピアノは桐朋学園大在学中の阿部和佳さん。
(阿部さんは高校までは我が家から2~3分の同じ町内にお住みでした)
続いて裕くんのお姉さんの伊東真奈さんのサン・サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」
サン・サーンスが名バイオリニスト、サラサーテのために作曲した曲だけあって
技術的には難しそうな曲ですが、素晴らしいテクニックできっちりと弾かれていました。
最後の曲はベートーベン ピアノトリオ「大公」。
毎回感じますが、姉弟の息はピッタリ。優雅で堂々としたピアノの主題で始まり
バイオリンが続きチェロが支える。3人になっても息はピッタリ。もちろん音のバランスも。
ピアノ、バイオリン、チェロが楽しく会話しているような演奏でした。
演奏後、出口で見送ってくださいました。次はいつ聴けるかな。