池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

ホイアン&ダナン(ホイアン見どころ)

2013-04-24 21:37:01 | ベトナム生活あらかると
街歩き編で、ホイアンの街並みの雰囲気を知っていただいてからの、各見どころ紹介です。

しかし、見どころと言っても、ガイドブックに説明がある、入場料をとる、施設の紹介なので、厳密には見どころと言えるかどうか、、、

家の中をみるだけ、みたいなものでもありますので^^;

それに、それぞれが小さい家なので、地図を見ながら、順番に、と思っても、つい通り過ぎたりしてしまうので、地図の左から順に、という訳ではありません。

そして、それゆえに、街中を行ったり来たりして、余計日に焼けたとも言えます。

まあ、始めましょう。

まず、観光チケットを買う必要があります。

5枚つづりで、12万ドン(500円程度)。

一ヶ所立ち入るごとに、一枚、丁寧にはさみで切り離されます。
(ミシン目でもなく)

ばら売りはしてくれないので、6ヶ所見るとしても、2セット、10枚分を買う必要があります。

後で、説明しますが、私は2セット買って、3枚余りました。

チケット売り場は、街中にいくつかあります。

エリア左端のホテルからの出発ですので、グエンティーミンカイ通りの入口にあるチケットブースで、まずは1セット購入。

来遠橋(日本橋)へ向かいます。

# 早速、馮興家はすっ飛ばしました。

①来遠橋(日本橋)


16世紀に日本人によって建てられた橋。

どんだけ凄いのか、と期待してはいけません。小さな橋です。

素通りはチケット不要ということで、散々往復しましたが、最後の最後で、チケット切られました。

そもそも、素通りと、観光と、どう区別するのか?

入り口に像がありますが、これを写真撮ったりしていると、チケット切られるのかしら?


②廣肇会館




ヤマタノオロチならぬ、九頭竜です、


来援橋のたもとにあるので、観光客多し。


③廣勝家


ベトナムで一般的な、間口が狭く、奥に長い「うなぎの寝床」の典型。




観光名所ではあるものの、普通に、人の住んでいる家なんですよね。

台所(?)があったり、お年寄りが奥で昼寝していたり。


④貿易陶磁博物館




いろいろ飾ってあります。名前の通り博物館っぽくはあるものの、実は、ここも民家。写真の奥の方に注目。


ミシンがあって、お土産モノを作っているようです。


窓からみると、洗濯物が干してあったり。


ここに限りませんが、ほぼ全ての家で、採光のためか、中庭があっていい感じです。


・中華会館(チケット不要)




⑤福建会館






それにしても、天気のいいのがわかるでしょう。まさに炎天下。


見どころは、ぶら下がった渦巻き線香


火がついていて、線香の煙と、香りがうっすら立ち込め、中華な雰囲気です。


装飾は派手。そこも中華な感じ。






庭の狛犬(?)首輪(飾り?)が面白いと思いましたので、一枚。


ここにも、濃いピンクの花が。きれいです。


・市場


⑥関公廟

市場の向かいにある寺。関羽が祀られてあります。






ガラスがあるせいで、反射してみえにくいのですが、ここの関羽さんは、けっこうごっつい。


⑦潮州会館


ガイドブックには、「訪れる人は少なく・・・」とありましたし、位置としては右端の方ではあるのですが、個人的には一番見応えがありましたね。

彫刻、レリーフが素晴らしい。




これ、日本髪ですね。




これはなかなかと思って、建物内だけではなく、外の装飾にも目をむけると、これもなかなか♪




中庭四隅の”金魚”はご愛嬌でしょうか。


・バーレー井戸


そんなに見たかった訳ではなかったのですが、ガイドブックの地図では、絶対たどり着けないような、路地、民家の庭先にあって、見つけるのにずいぶん苦労しました。その達成感のみです、はい。

別の回で紹介する、ホイアン名物料理は、この井戸の水でないとダメなんだそうで。

苔は生えているし、雨水直接入りますけど。


でも、本当に全ての店で食べる、ホワイトローズが、この水で作られているとしたら、衛生面で結構痛い気がしますね。

⑧陳祠堂

女の子が英語でいろいろ説明してくれるのは有難かったが、奥がみやげ物屋になっていて、売り込みの方がややしつこくて残念。

位牌(のようなもの?)だそうです。




ここまで、地図を左から、右へ、上の方をまわって、スタート地点へ、のような行程でしたが、次は、思わず通り過ぎたり、場所がわからなかったところの探索です。

⑨馮興家

来遠橋のたもとなので、見逃しようがないと思いつつ、来遠橋に目を奪われて、最初は素通りしてしまいました。


ほら、二階のテラス(?)からは、来遠橋が。


建築様式は面白いですね。


⑩進記家


これも建築様式、それとうなぎの寝床的な雰囲気、室内の装飾が見応えありです。








観光と言うより、団体様のお休み処的な雰囲気もあり。


⑪ホイアン歴史文化博物館




⑫伝統民族コンサートと手工芸ワークショップ


午前と午後に、一回ずつパフォーマンスがあります。

司会の女の子。出し物の合間、合間に登場し、ベトナム語と英語で説明するのですが、私は、彼女の左手(マイクを持っていない方)が、フリッカージャブのようにゆれるのが、気になって気になって^^;


楽団の皆様。


踊り。踊り子さんはやや年配^^;


歌。


踊り(その2)。隈取りが残念ながら安っぽい。最前列で見ていたのですが、この男性、やや照れている感じ(隈取の下の表情)があって、微笑ましかった^^;


踊り(その3)壷を頭に乗せるのが伝統舞踊らしい。最初の踊り子(やや年配の)さんが衣装を替えて再登場。




20~30分くらいでしたでしょうか。入場チケットだけですし、見応えはありました。うまく時間を合わせて、こちらに立ち寄りたいですね。

ガイドブックには、夜、別の場所で、この舞踊をより本格的に行うようなことが書いてあり、このパフォーマンスの最後にも、どこどこで夜9:00からやります的な案内があったのですが、二晩かけても、何故か(お店が)見つからず、心残りでした。(写真をみると、衣装が、もっとセクシーな感じだったし。あれ、でも、踊り子さんが一緒だとすると、、、失礼しました)

ちなみに、この司会、踊り子の皆さん、この後、私服に着替えて、バイクで颯爽と帰っていきました。夕飯の用意とかあるのでしょう。

2階では、手工芸品が売られていたり、


刺繍の絵なんですが、モチーフが変だよね。このクマだか、ネコだかの服である必要はどこに。。。(隣のキリストさん(たぶん)も同様)

通りにある別の店ですが、こんな感じならわかるんだけどね~


・ガイドブックには、ホイアン民族博物館なるものもあったのですが、これかなぁ、、、開いていないね。


⑬サーフィン博物館


これも灯台もと暗し、なぜ気がつかないのだろう?私ってアホなの?ってくらい場所がわからずさ迷いました。

これも、来遠橋のたもと、廣肇会館の向かいなのですが、何故、気づかない。。。

ちなみに、波乗りのサーフィンではありません。

サーフィン文化というのがあって、かわらけなどが展示されてあります。




ここに限らず、博物館と言っても、どこも二部屋、三部屋程度のものですから、さくっと眺めて終わりです。

個別にじっくりではなく、街並み全体を楽しむのが、ホイアンの楽しみ方ですね、やはり。

さて、番号を振ったのは、チケットが必要な施設です。

改めて数えると、13ありましたね。

でも、私のチケット消費は、何故か7枚。

別に誤魔化した訳ではありませんよ。

昼時に周っていると、チケットを切るひとが(昼ごはんや昼寝で)いない。

貿易陶磁博物館は、奥で寝ていて、起すのは悪いなと思ったし、

ホイアン歴史博物館他、昼時、本当に誰もいないんだもん。他の観光客同士、顔を見合わせて、入ってもいいのかな~って感じで。

それと、進記家や、サーフィン博物館だったかな、人の出入りが多くて、団体様に続いて入ったりすると、入口の係員が、手で「さっさと行け」合図だったり、はなから、携帯電話に夢中で、こちらがチケット差し出しても無視されたり。

最後の最後に、ホテルに帰るために、来遠橋を通する際に、チケットを求められなかったり、求められても、脇の板の橋を渡ったら、更に一枚多く余ったね。

でも、チケットは余したけど、10枚(2セット)のお金は払っているから、いいよね。

では、次回は、ミーソン遺跡です。

現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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