池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

ホイアン&ダナン(ダナン)

2013-04-28 18:10:40 | ベトナム生活あらかると
ホイアンへの興味からのホアイン&ダナン旅行ですが、

ホイアンに飛行機で行くには、ダナン空港に飛ぶ必要があります。

着いたときは、暑いので帰りに、空港に向かう途中に観光しようと思ったダナンの街ですが、結局、三日間暑かったので、帰りのダナン街歩きも結局、炎天下の中でした。

まあそれも、ハノイと違って気候のよい(青空と太陽の)、中部観光の醍醐味とも言えましょう。

中部最大、ベトナム第三の都市ダナンは、東西回廊の起点でもありますし、ハノイ、ホーチミンに比べれば、外国投資は少ないものの、近年は、大規模な開発、投資が進んで、発展著しい都市です。ビジネスマンとしても非常に興味深い都市でもあります。

観光都市としても、市内にそれほどの見どころはないようですが、ビーチリゾートの開発がすごいようです。

ホイアン行きの車からも、大型のホテル、ゴルフ場などたくさん道沿いにありました。

なんにしても、この気候ですから、(ハノイには全く感じられない)リゾート感は高いですね。

さて、ホテルをチェックアウトし、ダナンに向かいます。

行きは、空港からのメータータクシーでした。ホテルで、タクシーを呼んでもらうことに。

ホテルフロント曰く「ダナン、ホイアン間は、$20と決まっているので、ホテルの車はどうですか?」

「やはり、そうか。来るときはメーターでVND50万だったから、$20の方が安いね。」

「メーターで来たんですか?」

やはり、来るときは、メーターは回っていたものの、固定のVND40万(約$20)を払えばよかったんだ。。。

そして、ホテルの車は、なんとメルセデスのセダン。

「予約時に行ってもらえれば、空港に迎えに行ったのですが」

はい、勉強になりました。もし、次に来ることがあれば、そうしましょう。

黒のメルセデスで、やや豪華な気分を味わいつつ、ホイアンを後にし、ダナンに向かいます。

先に書きましたが、今回のホテルは、新しかったし、スタッフの感じもよかった(フロントも、レストランも。若くて可愛い子が揃って←おいおい)。それと、ボーイというかおじさん、そしてこのリムジンの運転手も落ち着いていました。(ホテルによっては、お前は友達か?って、うるさく絡んでくるものなので)

行きは気づいていなかったのか、道が違っていたのか、

ダナンに近づくと、右側は海岸線、ビーチが見えます。




リゾート感高いですね。次に来るときは、是非、リゾート型滞在としたい。

運転手には、ダナン博物館に着けてもらうよう話していたのですが
(上の方から、川沿いをくだるように(正しくは、上が河口なので、ハン川を上るように)観光しようと思い)

橋が通行止め。

自転車のレースやっています。

なので、下の方の大きな橋を渡って、市街地の方へ。

でも、また途中で通行止めです。

運転手からは「この先、すぐだから、ここでいいか?」と。

地図で現在位置を確認しようと、右手にみえる、なんか龍のような橋を指して


「これは、ソンハン橋?」

「そうだ。」

「なら、すぐ先が、ダナン博物館か。いいよ。」

とメルセデスと別れました。

下の方(上流)には、先ほど渡ってきた、たぶんグエンヴァンチョイ橋が。


通行止めというか、一時的に、レースの一段が通り抜けるまで、車や人の往来を停めているので、しばらく待てば、車でも移動できたようです。

信号なんて守らないベトナム人も、さすがに警官がうようよいるので、おとなしく道の両端にいます。


先導のバイク?マラソンと違って、もの凄いスピードで通過していきます。


続いて、当のレース中の自転車。これも速い。


で、この後、堰を切ったように、道路を走る車やバイク、道路を渡る人の群れが、一気に交差していくのでした。

さて、道も渡れるようになったので、行動再開。

後ろにあるのが、ソンホン橋ってことは、、、と歩くものの、

ダナン博物館らしいものは一向に見つかりません。

行き過ぎてはいけないと、通りを行ったり戻ったり、

鬱陶しいほど、バイクタクシーに声をかけられ(それを無視して)、右往左往。。。

大きな通り名は把握できるので、この通りに間違いはないのですが、路地が地図と一致せず、現在位置がなかなかつかめません。

しかたなく、すでに汗だくになりつつ、チャンフー通りを上っていくことに。

すると、、、

ダナン大聖堂?


青空に映えて美しい。でも、自分の感覚では、後ろのはずでは。ソンハン橋より南にあるはずなんだから。

ハン市場?


ということは、間違いなく、ダナン大聖堂だし、ハン市場。

思っていた場所(ソンハン橋の北)ではなく、ソンハン橋の南にいる模様。

とすれば、さっきのドラゴン橋は何?

運転手の言ったことは?

思い出しました、ベトナム人は、わからない時は、Yesと答える人達であることを。

「これは、ソンハン橋?」という質問がわからなかったんだろうね。で、答えは、Yes。。。

それにしても、とすればあの橋は何?

私のガイドブック(2011~2012年版)の地図には、載っていないって~

橋ってそんなに早く建設できるもの???

全くもって、謎。

さあ、気を取り直して、当初の目的地、ダナン博物館に向かいます。(現在位置もわかったことだし)

いろいろ大型の建物が建設中ですね。


おお、あったあった。ようやくたどり着きました♪


ガイドブックには、オープンし立てで、展示物はまだ少ないような事がかかれているけど、さてどうですかね~

外は、お堀があって、城壁みたいです。日本でも、地方都市のお城の内側に博物館が建っているように、ここも何かの史跡の中なのかな?


砲台がみえますが、この場所の由緒はわからず。

博物館の建物は立派。


中は、、、気に入りました♪

確かに、展示物はそんなにある訳ではないですが、

ジオラマや模型がたくさん。ハノイの民族学博物館のようなテイスト。

出土品の壷とか見るより、ジオラマで、昔の生活風景とかを感じたり、模型で当時の建物や船とか見るほうが、私には楽しいです。

展示品のいくつかをお楽しみください。








この写真はなんだ?ビーチに怪獣出現?














このダナン広域のジオラマ。よくできているのですが、残念ながらケースが汚すぎ。ちゃんと掃除しろよ。








さて、ベトナム戦争のコーナーに来ると、ジオラマや展示物の雰囲気が一転します。








写真は、、、痛いね。




でも、ホーチミンの戦争博物館の展示に比べれば、まだ、、、

あちらは、一度行ったけど、ホラー好きの私ですが、酷い写真に気分が悪くなりました。現実ですからね。

最上階は、民族系の展示。

おやっ、カフェか?と思ったら、これも展示物でした^^;






ホイアンで楽しんだ民族舞踊は、本当はこういうのを被るのかもね。






ホーチミンの戦争博物館のは、枯葉剤で奇形となった嬰児のホルマリン漬けだけど、こちらはダナン近海の魚のホルマリン漬け。


上下が一致していないところに、ベトナムを感じました^^;

ガイドブックの低評価に反して、いやいや興味深かったですよ♪

さて、外はかわらず炎天下。。。

でも、川沿いの道は、風が気持ちよい♪


これが、”本当の”ソンハン橋。いつか、夜のライトアップを見てみたいものです。


ハノイでもたくさん見かける、無計画な歩道と横断歩道の関係。


川沿いには、彫刻オブジェがたくさん見られます。




彫刻と言えば、無駄に彷徨ったせいで、チャム彫刻博物館を見る時間がありませんでした。

チャンパ遺跡(ミーソン)から出土したものが集められていると(ガイドも、ダナンに集められているので、ミーソン遺跡現地では見ることができないと言っていたし)。

充実した旅行でしたが、唯一の心残りです。

次回(あれば)は、ビーチリゾート滞在、そして帰り際にチャム彫刻博物館だな。

それにしても、この橋はなんなんだよ~。これは心残りというか、謎。


ハノイに戻ってからも、あえて調べていません。謎で置いておくために。まあ、最近のガイドブックや地図には、載っているのでしょうけどね。

最後は、ダナン空港。




バーガーキングもあるし、きれいな空港です。

ハノイの、ノイバイ空港は、もう少しなんとかならないものですかね。一国の首都の空港が、あんなしょぼくて、汚くて。。。

隣に新しいの作っているけど、さて、いつ完成するかな。

さぁ、次は最終回、お食事編です。

現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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