今日は、雲が立体的で、夏の空のようでしたね。
私は朝の日課で、一緒に家を出る奥さんを待つ間、携帯アプリで各種ポイントを稼いでいるのですが、その中で、最も効率が悪い、JREポイントの鉄道すごろくで、全コースを走破しました。
ひとつ駅を進むごとに、三択でカードをめくって、当たっても1ポイント(しかも翌月末までの期間限定)、コースを終えるとボーナスが出ますが、コースの駅数に応じて、それほどは出ないので、ポイント履歴を見ると去年の7月から、10ヶ月、毎日一回サイコロを振って、一体いくらJREポイントを得たのでしょう。
まあ、その金銭的価値を考えたら、むしろ楽しくありませんね。さあ、2ラウンド目へ。
さて、昨日は、社会保険の扶養と、税金の扶養を整理しましたが、
じゃあ、実際に、会社を辞めて扶養に入るとしたら、どうするのか?という興味がわきまして、失業保険も絡めて、シミュレーションをしてみることにしました。
0. まず、会社を辞めます。
(いろいろな手続きに必要な書類は、全部もらったとします)
ちなみに、月末で辞めると、先月、当月の2か月分の厚生年金保険料が、最後の給与から控除されます。
月中であれば、先月分だけ。これは月末日に加入していたかどうかが基準だからです。
会社を辞めて、第1号被保険者として、国民健康保険に切り替える場合は、こちらは日割りも何もなく、加入した月の保険料を、満額払わねばならないので、厚生年金保険料を免れても、国民健康保険料・国民年金掛金でオフセットされる感はあります。
しかし、扶養に入る場合は、退職以降、保険料を払うことはないので、ボーナス月の途中で辞めたら、短期的なお得感は感じられるでしょうね。
さて、
1. 社会保険の扶養に入る
第2号被保険者である奥さんの厚生年金保険の「扶養」に入れてもらいます。奥さんに申請してもらいます。
これは速やかに行わないと、健康保険証がもらえないので、医療費3割負担が効かず、病気や怪我をしたら、医療費、薬代が高くつきます。(以前の保険証は、退職時に返納しますので)
2. 失業保険給付の申請
これまで折角、保険料を払ってきたので、今後、再就職するしないはともかく、ハローワークに行って、失業保険給付の申請を行います。
自己都合退職の場合、3か月間の待期期間があり、収入がないので、上記、社会保険の扶養に入れます。
3. 失業保険給付で、国民健康保険に切り替え
失業給付が始まると、給付金額が日額3,612円を超える場合は、受給期間は扶養になれないので、その間は国民年金・国民健康保険に加入することになり、保険料を支払う必要があります。
ちなみに大田区の「国民健康保険」(計算は面倒くさそうだけど、収入が失業保険だけだとシンプルかな)
日本年金機構の「国民年金保険料」
(失業給付開始の)事実発生から14日以内に市町村の国民健康保険の担当窓口に届け出が必要。
ここは「nanacoで固定資産税(日付)」で学んだ通り、保険料はnanacoで支払い、ポイントを貯めましょう。
奥さんには、扶養から外れる手続き(任意継続被保険者被扶養者(異動)届)を会社で取ってもらいます。
(保険証の切り替えがまた発生します)
4. 再扶養
失業給付期間は、ハローワーク通ったり、再就職活動をしつつも、最大150日であるので、それを過ぎたら、再び扶養に入ります。
奥さんの会社で手続きをしてもらいます。
(またまた保険証が切り替わります)
新しい保険証を持って、市町村の窓口で、国民健康保険喪失手続きを行います。
5. 年末調整
上記のどのタイミングで年末調整があるかは想定していませんが、その年の1〜12月の収入で判断し、条件内であれば、年末調整で、扶養申請(平成〇〇年給与所得者の扶養控除等移動申告書)を、奥さんが行います。
なお、退職金は含まれないそうです。
仮に、平成32年(もはや平成ではないはずだが)の年末調整で扶養申請を行えるのであれば、平成32年度分から、奥さんが所得税控除を受けて、年末調整で還付金があります。
そして、平成33年から、奥さんが月給で住民税控除を受けることになります。
他に、奥さんの会社では、給与制度に扶養手当があるようなので、申請してもらう。
こう考えると、扶養や再扶養の手続きの面倒はかけるものの、税金は控除されるし、手当ももらえるなら、奥さんはお得じゃないかと思う始末です(実際に、私を養うのでない限り)
さて、こんな日は来るのかな?
ではでは