さて、「ザ・プレミアム・モルツ講座(2019.4.27)」参加のために、府中に行きましたが、折角の機会なので、大國魂神社に参詣してきました。
府中本町の駅からは歩いて数分ですが、側面から境内に入ることになるので、一旦、旧甲州街道の大鳥居まで境内を歩いて、改めて参道に入ります。
「くらやみ祭」というお祭りがGWに催されるようで、桟敷席などを建設中でした。ちょっとしたものではなく、まさに建設しているような大きなものでしたが、私があまり好きではない、焼鳥、焼きそばなどの屋台広告がびっしりで、う〜ん、神事なんだろうけどなあ。。。という思いは拭えません。
横から入ってきたところまで来ると、随神門。
あちこち、修理なのか、お祭りに備えたガードなのか(多分、こっち。登ったりして壊さないよう)、金網などが設置されて、ちょっと情趣が損なわれているのは残念でしたが、まあ仕方ありません。他方、生憎の雨模様でしたが、神社などは、晴天より、雨曇りも方が、厳か感があって好きです。
その先の中雀門をくぐると、
拝殿です。
大國魂神社参詣はここまでですが、
シャトルバスに乗るため、分倍河原駅まで歩くとしてもまだ時間があるので、境内にある「ふるさと府中歴史館」を見学することにします。
資料展示室には、武蔵国府の発掘調査、歴史文化資料が展示されています。
こちらは国府跡の発掘で出土した土器などの展示です。
写真は撮りそこなったのですが、国府というと平安時代だと思いますが、縄文式土器なども発掘され、展示されていました。
それと、なかなか面白いのは、展示をデジタル化(という表現で適当か?)しているところです。
これは、発掘調査の場所を選ぶと、そこから出土したものや調査の模様を、手元の画面で見ることができますし、
こちらの「国府百景バーチャルツーリング」は、3D再現された国府を、レバーを操作して、鳥瞰でみたり、人の目線で見ることができます。
また、手前の画面をタッチして(反応が悪すぎましたが)、武蔵野を謳った万葉集の和歌を、読んだり(画面)、聞いたり(音声)できます。
万葉集といえば、「令和」の典拠となったので、今が旬ですね。
まだちょっと時間があるので、府中本町駅の脇にある、武蔵国府跡へ。
(ただ、ちょっと失敗したと思ったのは、後述のVRスコープを試すまでの時間はなかったこと)
”再現”ではありませんが、国府跡に模型やら柱が立っています。
ちなみに、国府の模型は背面からの撮影で、その理由は、反対側(表面)には、バケツというか、プランターのようなものが置いてあって、見た目が良くなかったからなのですが、しかしそれは、この記事の写真のように、フィギアを風雨から守るためだったようです。
それと、先に、ちょっと失敗したと思ったのは、VRスコープを貸し出していて、国府をバーチャル体験できるのです。
しかし、スコープを借りてバーチャル体験するまでの時間はなく、
それでも、番号の下のQRコードをスマホで読むと、このような画面が現れ、タッチスクリーンで動かして(自分が動いて?)観ることができました。
ただ、家に帰ってから、この「武蔵国府スコープ」を検索しても、大した情報は出てこなくて、府中市も結構なお金使っていると思うのですが、宣伝不足は勿体ないように思えます。行けば、こういうのがあると分かりますが、これを体験しに行こうとは、事前の情報がないと、思いもよりませんからね。まあ、今回もまた事前知識なく出かけた自分が悪いのですが、ちょっと責任転嫁してみました(何度も来る場所でもないので)。
というところで、タイムアップ。ビール工場見学に向かいました。
今更ですが、昼には上がりましたが、午前中は雨脚が強く、出足が鈍って、結果として、現地での時間が足りませんでしたが(見所があるとも思っていなかったし)、国府跡の発掘調査現場も何サイトもありますし、古墳などもあるので、もし再び行く機会があれば(当分なかろうな)、改めて時間をとって、観て回りたいと思うものではありました。
武蔵国府スコープものね。
ではでは