池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

パクチーのとう立ち

2019-04-26 19:31:21 | 家庭菜園

先週末に植え替えをした、うちの子達(愛情を込めて)ですが、

緑のカーテン講習会(2019.4.21)」で教わった通り、根が広がる(スペースが土にある)と、成長するらしく

わずかのキッカケで、スイッチが入ったかのように、

ベビーリーフは、すでに”ベビー”ではないし、

目に見えて、この短期間で、パセリは”体積”が増しました。

チャービルに至っては、あんなに小さなポットに入っていたのに、こんなに”生い茂って”、お父さんは嬉しい。

奥さんも驚きつつ、楽しそうに

「ベビーリーフは早く食べないと、硬くなるんじゃない?」(彼女がベビーリーフ好きなので食べたい)

「パセリは少し摘んだら」(彼女は好きではないので、パセリ大好きな私に食べさせたいのか、あまり見たくないのか。

「チャービルは何に使うの?」(それは、、、自分でも何の料理を想定して買ったのか忘れてしまった)

とか言っていますが、

料理に使えるよに、食べられるように、と思って選んだ苗であるにも関わらず

”我が子”のように思えてきて、なかなか食指は伸びないのです。

 

他方、パクチーも、植え替え前はイタリアンパセリに押され気味で、元気がなかったのですが、プランター内で間隔を空けた途端、

ロケットの第二ブースターのように、伸びました。

葉っぱの形が、中程から変わっています。

それと、先端に花ぽいものが咲き始めました。

パセリのようにわさわさ茂って欲しいのですが、、、

(タイではタイスキのタレに入っていたり、料理にちょっと添えられている印象のパクチーですが、ベトナムでは、ブンチャーでもネムでも何にでもついてくる、ザルいっぱいの野菜から、パクチーをつまんでビールを飲んでいました。私は、パクチーそのものを食べたいのです)

これは、講習会で教わった”摘心”をしていないからでしょうか?

ゴーヤは摘心しないと、一本だけひょろひょろと伸びて、子づる、孫づるが生えず、実をつけないと講師の方が言っていました。

そこで、パクチーも”摘心”すべきかどうかをネットで調べると、

 

この状態は、「とう立ち」というようですね。

”とう立ちの「とう」は「花茎(花を咲かせる茎)」のことで、花を咲かすための花芽のついた花茎が伸びてきた状態のことを「とう立ち(薹立ち)」または「抽苔(ちゅうだい)」といいます。”

”植物には、自分の体を大きくする「栄養成長」と、子孫(種)を残す「生殖成長」の、2つの生育段階があります。とう立ちは、生殖成長が始まったサインです。”

”トマトやナスなどの果菜類は、栄養成長と生殖成長が同時進行し、果実を収穫するためには花が咲くことが必要です。”

”しかし、コマツナやハクサイなどの葉菜類の多くは、生殖成長が始まると栄養成長が止まり、葉が固くなって食味が落ちてしまいます。”

”そのため、葉菜類は生殖成長が始まる前(とう立ちする前)に収穫する必要があるという訳です。”

(「やまむファーム」様から抜粋)

 

講習会でも実をつけるゴーヤは、摘心はしますが、受粉も必要であると話していましたし

確かに、葉物は花が咲く前に収穫されていますね。

ハノイのスーパーでは、花が咲いていても売っていましたけど。

(ブロッコリーなんか、菜の花状態でも売っていましたし)

 

また、パクチーの成長記録を記しているブログには、

”トウ立ちして花芽がついてくると、葉が硬くなり、香りも落ちてくるらしいので、花芽がつく前にトウ立ちしている茎の部分を摘心しちゃいます。”

とあり、先端だけでなく、とう立ちした、ロケットの第二ブースター全部を摘まなければならないような。

 

う〜ん、悩ましいところです。

家庭菜園に慣れた方なら、一も二もなくとう立ちした茎を摘心するのかもしれませんが、

せっかく元気に成長した”我が子”なので、、、

 

花が咲きそうなところだけ、二、三箇所摘んで様子を見ることにします。

ちなみに、指先にパクチーの香りがついたのですが、スーパーで買うパクチー全体から発せられる香りとは違って、随分とフレッシュな香りです。こういう香りならパクチーが苦手という人も、いけるのではないでしょうか。

間違った認識かもしれませんが、葉にしても実にしても、収穫して時間を置くと苦味とかアクとかが出るものの、収穫したばかりはそのまま食べられる、ようなものってあるじゃないですか。

家庭菜園のハーブって、売り物と違った、そういうフレッシュさが楽しめるものではないのか、とパクチーの摘心から思いました。

 

でも、なんか、子供の腕を手折るようで、まだ摘めない(苦)

 

なお、イタリアンパセリも勢力拡大しましたね。ローズマリーは、横に広がるイタリアンパセリと上に伸びるパクチーの間で、肩身が狭いのか、いまいち。苗を買うときは、ローズマリーが一番頑丈に育ちそうな気がしたのですがね。

唐辛子達も元気さを増したような。でも、どれがどれか忘れましたが、真ん中の子は、品種の差なのか、ローズマリー同様に、真ん中は居心地が良くないのか、成長がいまいちです。

ゴーヤが75cmに二株なら、この状態も不十分なのかな。。。(鉢一個買ってこようか)

ゴーヤのポットは、まだ発芽しません。まあ、こちらはもう少し気長に。

雨模様が過ぎて、天気の良いGWで、この子達も大きく育ちますように。

ではでは。


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ