カッパさんから料理のクレームが来た。
和食が少ない、と言うのだ。
カッパさんの言う和食とは「おふくろの味」
ではなくて、
「おばあちゃんの味」だ。
私に「おばあちゃんの味」が出せるわけない。
なに、ぬかしているんだか・・・。
最近の料理本を見ても、
純粋な和食の本は少なくて、
あってもレビューが酷評だったりする。
その代わりカフェごはんとかはベタぼめだ。
カフェごはんはカッパさんは喜ばないな・・・。
そんな中、幻の料理本を発見した。
色んなサイトを見ても、評価が高くて、
ぼろぼろになったから買いなおした、と言う人が多い。
同じ料理本で2冊目買うって!!
そんなに心酔するものなのか?
しかし、その料理本はすでに絶版になっている。
中古もプレミアムがついていて、定価より高い。
ユーザーからは「復刻版を出して欲しい」と言う声もあるようだ。
そんなスゴイ本なら是非、手に入れてみたい。
と、そんな思いを抱きつつ、
ぶと近所の古本屋に行ってみた。
まず、目を疑ったね。
あったよ。
幻の料理本。
もう、表紙を見ただけでビビッときたね!
定価1480円なのに、中古価格850円。
出版して16年も経っているのに、強気な値段。
かなり日焼けの後があるし、古くさいよ。
なのに850円。
しかし、ネットでは1730円~3480円だった!
んーーーーどっしよっかなーーー
でもね、ふらりと本を手に取り、
レジにふらふらと向かったよ。
まだ、私は迷っているのに、体が勝手にレジに向かってるよ。
んで、財布から金出してるし。
レジ袋に入った本とおつり、受け取ってるし。
もう、店出ちゃってるし!
ま、こんな経緯で「幻の料理本」を手に入れた。
しかし、一旦手に入れてしまうと
見向きもしなくなる、と言うのが私の悪いクセだ。
いやぁ、でもページをペラペラめくっただけでも
この料理本がどれだけ重宝するかがわかる。
手順が簡潔。
料理の材料・調味料の種類が少ない。
文字数の少なさで
「作ってみようかな」と思わせる。
とりあえず今夜は牛スジとこんにゃくの煮込みを
作ってみるか!!!ざまあみろ!!ってんだ!てやんでぇっ!