光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

絶品・浜の太巻き寿司-木更津市中島の平島水産

2022年10月24日 | 日記

    

 久しぶりに市内中島地区・平島水産の漁師飯、太巻き寿司が食べたくなり、10/20に予約をして21日午前11時過ぎにツレが取りに行きました。今や浜の太巻き寿司は、絶品グルメで予約をしないと購入することが出来ません。この日は良く晴れていてツレと早朝散歩の際に富士山が美しく見えました。

 太巻き寿司は千葉県全域で作られる郷土料理。そのルーツは江戸時代の寛政年間(1789~1801年)頃まで遡り、イワシやクジラを追いかけて来た紀州(和歌山県)の漁師が持っていた「めはりずし」がその元ではないかと言う説があります。

 また明治時代に広まった「上総海苔」が使われたので、「房総太巻き寿司」が誕生したようです。いずれにしても「貝を芯にして巻く」と言う技法が原点になっており、農村漁村の郷土料理100選にも選ばれた逸品です。

 

  浜の太巻き寿司は切り口が、絵や文字になったものとは違い中味は、甘じょっぱく煮た干瓢とアサリと海苔です。房洲太巻き寿司の初期の物に近い貴重な太巻きです。

 大きさは直径が約9㎝、長さは22㎝位ありました。かなり大ききくて重いです。値段は1本税込み980円です。一緒にアサリの佃煮を購入しましたがこちらは680円でした。

  お昼に食べました。とても美味しいです。外側の卵焼きが1センチ位の厚さがあり、酢飯と良く合っています。中の干瓢とアサリの旨みが混然となって太巻き寿司を引き立てています。まさに絶品の郷土料理です。