風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

2泊3日無事終わる

2016-04-30 | 風の山から
22日、靄はあっという間に消え去ったが、昨日の雨で地面にはたっぷり水分が含まれ、じるい(ぬかるんだ?)山道を歩くのでも足場を選びながら進まなければいけないんで、林の中に分け入って行く気にはなれず、あまりゆっくりしないで帰ってくる。スミレも数種類みられる場所だが、ほとんどが終わり、ツボスミレは開花時期が遅いのか、林道わきにも、実家の畑にも沢山咲いていた。
ツボスミレ↓

トップオンツツジは種から増えるのか、あちこちに小苗が育っていた。芽生えからどのくらいで花咲くのだろうか、我が家にも昔小苗を持ってきて鉢植えにしてあるが、ろくに世話もしないで水切れしょっちゅうで、先端が枯れこんだようになって、もうだめかとおもっっていたらまた復活を繰り返すが、花は咲いたことがない。来年こそは、花を見たいと目の届く場所に置いて、とりあえず水切れさせないようにしている。


↑モチツツジは、オンツツジの場所に交じって咲くことはあまりない。風の山では、オンツツジは乾いた日当たりの良い場所に、モチツツジはヒカゲのやや湿り気味かなと思うところに見られるように思う。これも種からよく増えるが、私の行ったた場所では見られず、実家の裏に生えていた。
↓ヤマブキと言えばこの八重のヤマブキしか知らなかった。どこの家庭にもあったように思うが、人家から離れた山の中で見かけることはなかった。
子どものころから同じ場所で咲いている。

↓シュロ、シュロは何から増えるのか、多分種子からだろうと思うが、これも思わぬところに芽を出し花を咲かせるぐらいまでに育っている。
昔は、このシュロで、『ハエたたき』。吊るし柿をくくる紐はシュロの葉と決まっていた。葉を細かく割いてそれでくくれば丁度の長さになるし、ビニールひものようにごみにもならないしいいよねと思いながら、最近はついついビニールひもを使っているが、昨年は吊るし柿つくらなかった。

シュロの花、木が低いので撮影しやすい場所に咲いていた。魚卵みたいだなと思って撮影。ぶりの卵を甘辛く煮付けたのが好きで、見つけたら買って作っていたが、この冬はあまり見かけず2度ほどしか食べなかったと思いながら、花を眺めている。似ていると思いませんか?



↑母の相棒17歳のちび猫、普段は8時ごろまで母の布団の中にいるのだが、この日は父の10年のお祭りで、来客があるので早くから布団を片付けられ、不機嫌なちび。
↓これも母ご自慢のフジだが、91歳元気そうだけど、あちこち草が伸び放題になっている。私も手入れしてやりたいけど、散策にも行きたいし。イタドリも取りに行かなければならず・・・

そんなこんなで、21日から23日風の山で過ごしたが、植物散策は思うようにできなかった。

23日父の10年と祖母の10年(手前にとって)県外からもはるばる来ていただき、神職さんにおいでいただき厳かに年忌祭をしていただき無事終わった。
皿鉢料理皆さん喜んでくださったが、撮影する暇もなく(接待)終わりました。
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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (あかちょうちんさんへ)
2016-05-04 08:47:00
あかちょうちんさん所、もう入れてもらえんなったと思いもって、未練たらしくクリックしたら、入れた…今迄がなんやったろうと思いつつ、気の抜けたようなコメントですみませんでした(汗)

シュロのハエたたき、今頃はないかもしれんねえ。実家でもプラスティックのハエたたきになっちゅうけんど、父が作っちょった名残のがあって、重宝しよります。

昔は、牛を飼いよったこともあり、ハエはなんぼでもおった。そうそうお皿に水を入れて紙(薬剤を含ませた?)を浸して、それでハエを殺すというがもあったねえ。
吊るしてくっつけるがも、蛾が暴れて鱗粉と一緒に埃も落ちてきたろうねえ(笑)そんなこと気にせんと暮らしても、特別それが原因の病気になることもなかったぜねえ。

今の何でもきれいじゃないといかんという中で育った人は、電気や水ガスが止まったら、どうなるろうねえ。
話は尽きんけんど、またね。
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 (モチモチさん&ぼちぼちさんへ)
2016-05-04 08:16:19
すっかり遅うなってすみません。新緑の山々を楽しんで、すっかり春ボケになって…嶺北地方私たちのグループではあまり行かない場所、堪能してきました。

昔、田舎では、全部ごちそうも作ってお客やったき、女性陣は、まっこと大変やったと思うぜねえ。

今は楽になったというても、やっぱり家ですると、何かに大変で、もう家ではようせんねえというて戻ってきました。

シュロの花、ブリの卵にそっくりやろう?共感してくださってありがとう。
お湯に入れたとき、たちまちこんな感じになるよね。
シコクテンナンショウ、思わぬ場所で見てきました。
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コメント ()
2016-05-02 06:11:51
モチモチさん&ぼちぼちさん、あかちょうちんさん、コメントありがとうございます。
話はいっぱいあるので、帰ってきてからコメントさせてもらいます。

これからお弁当作って、出かけてきます。
あかちょうちんさん、朝から笑わせてもらったぞね。
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Unknown (あかちょうちん)
2016-05-02 00:21:42
風さん

ごぶさた・・

シュロのハエたたき・・

ああ、そんな時代もあったね。

忘れてたことを思い出したよ。

子供のころは、家の中に、ハエがぶんぶん飛

んでたね。

皿に四角いマット状のものに水を含ませたり

してハエを殺したり、

電球のところに、べた〜っとアメ色の長いもの

をぶら下げたりして・・・。

ハエだけじゃなく、蛾がくっつくと

バタバタ暴れてて、それを何とも感じないで

晩飯を食ってたな。

じゃあね・・・・

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お疲れさま (モチモチ&ぼちぼち)
2016-05-01 22:14:34
年忌祭無事終えて一段落 お疲れさまでした

最近は、お客は家ではせん様に成って来たけんど 風さん処は家でするがやねえ~

大変やけんど良い風習じゃと思うよねえ

シュロの花 まっことぶりの卵そっくりやねえ
モチモチの田舎にも 沢山シュロが、有ったけんど、花は始めてみる様な気がする
懐かしい物を見せて貰いました。有難う!
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 (ぽん助さんへ)
2016-05-01 21:23:01
ぽん助さんの故郷では、『じるい』は(ぬかるむ)で共通語でしょうか。

高知産アイスを、お買い上げいただきありがとうございます。
南国市と言えば、久保田食品ですね。
こだわって作っているようで、スーパーなどの、割引セールでも久保田は除外品で安売りはしないようです。
私は花饅頭が好きです(笑)
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 (おみやさんへ)
2016-05-01 21:10:34
このヤマブキは、私が子供のころからこの場所にあるんです。
手入れもしないですが、環境があったんでしょうね。

シュロの花というかシュロ自体あまり見かけなくなったかもしれませんね。こちらも良いお天気でした。日曜市に出かけたらたくさんの観光客でにぎわっていました。
連休も特別な予定はない私です。
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Unknown (ぽん助)
2016-05-01 08:18:23
「じるい」は独特な表現ですね~。面白い

先日、職場近くのナチュラル・ローソンで高知県南国市のメーカーが作るすももアイスキャンディーを売っていたので、買って食べました。果汁と果肉と砂糖しか使ってなく、自然な甘酸っぱさが堪能できました
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ヤマブキの花 (おみや)
2016-05-01 07:40:02
おはようございます。
ヤマブキの花綺麗に沢山咲いてますね。
棕櫚の花久し振りにみました。

今日も快晴の良いお天気です。
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 (荒川三歩さんへ)
2016-04-30 21:20:06
高知駅から見える北の山も、芽吹きで山の景色が日々変わっているように思います。

荒川三歩さんの故郷では、じゅるいですか、似ていますねえ。
今朝テレビで、
荒川三歩さんのお国、西予市で、杉林の中できれいにコケを育てて、そのそばで、コケ饅頭を提供している方の紹介をしていました。
育てて10年ぐらいとか言っていましたが、それは見事でしたが、お世話大変そうでした。
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四国の山が (荒川三歩)
2016-04-30 20:49:58
好い季節になりましたね。

田舎は全部自分ちで接待するから大変ですよね。
「じるい」。私の故郷では「じゅるい」と言います。
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 (多摩NTの住人さんへ)
2016-04-30 20:48:42
早速にありがとうございます。田舎のお客(宴会?)は皿鉢を取るようになってから、ずいぶん楽になったと思いますが、それでも、食器などの準備から始まって、お酒は、ビールから日本酒、ノンアルコールと、あれ持ってきてこれ持って来てと、忙しいこと、この上なしです。

もうこれで、家でするのは最後だと言って帰ってきましたが、あの家で91歳まで頑張ってきた母のためには、家から見送ってやりたい気もしますが、元気な母、どっちが先に逝くやらと思うこの頃です。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2016-04-30 20:15:07
年忌祭はお疲れさまでした。皿鉢料理の写真も撮れなかったほどお忙しかったんでしょうね。ヤエヤマブキは見事ですね。
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