千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

近江屋洋菓子店(神田淡路町)の「生チョコレート」

2009年02月14日 | スイーツ・菓子
【2月14日 調査(テイクアウト)・登録】
 今日はバレンタイン・デーです。
 その昔、ローマ皇帝は、兵士達が家族や恋人と離れるのを嫌がって軍の士気が低下することを恐れ、兵士達の結婚を禁止しました。そこで、キリスト教の司祭であった聖バレンタインは、結婚を望む兵士達の味方となり、密かに結婚式を挙げさせていました。これを知った皇帝が聖バレンタインを2月14日に処刑したそうです。
 その後、世界中でこの日は男女の愛の誓いの日とされました。我が国では、女性が男性にチョコレートを贈り、愛を告白する日とされています。
 《昨年のバレンタイン・デーチョコレート:パティスリーSATSUKIのバレンタインマカロン

 今年は近江屋洋菓子店の「生チョコレート」です。近江屋洋菓子店の初代経営者は近江八幡の出身で、明治17(1884)年に近江屋パン店としてこの店を創業しました。
 白い帽子が載った「ミルク」はフェルクリン社のマラカイボクリオレイトでカカオ38%、「ダーク」はマラカイボ65%を使っているそうです。店主も今まで召し上がったチョコレートの中では最高の部類に属すると評される自信の一品です。
 《前回のこの店の調査・登録:パウンドケーキ




★近江屋洋菓子店
  所在:千代田区神田淡路町2-4
  電話:03(3251)1088
  品代:生チョコレート(4コ入り)788円