千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

伊豆栄(永田町)の「蒲焼定食」「つくね弁当」「きも吸」等

2012年07月22日 | うなぎ
【平成24年7月某日 調査・登録】
 本日は週末恒例の千代田区内散歩で、紀尾井町・永田町・麹町方面をブラブラしてきました。いよいよ、グランドプリンスホテル赤坂(詳しくは姉妹ページ千代田遺産コチラをご覧ください)の解体作業が始まりました。足場が急ピッチで組まれています。


 散歩の後、少し坂を上ってこちらの店「伊豆栄」に入りました。「伊豆栄」は、上野池之端に本拠を構える鰻料理の老舗です。


 鰻といえば日本酒です。冷酒も美味しいですが、今日は比較的涼しかったので常温で「清鷹」をいただきました。三重の酒で日本酒度は+4です。


 さて、お酒で喉も潤いましたので、いよいよ名物の鰻「蒲焼定食」をいただきます。「お吸物」と「香の物」が付きますが、「お吸物」は普通のものだそうで、折角ですのでオプションで「きも吸」に変更しました。「伊豆栄」のお品書きで一番変わっているのは松・竹・梅のランクです。通常は値段の高い順に、松・竹・梅となりますが、何とこちらの店は逆で、「梅」が一番高いのです。
 さて、本題に戻り「鰻」ですが、こちらの店の「焼き」の技術は200年以上の伝統があり、名人芸とも言える職人の炭の具合と火の通し方の間と煙のまわし方によって、ふっくらと香ばしい蒲焼が出来上がります






 こちらは「つくね弁当」です。「つくね」はお店の特製です。すべての具材が甘くしっかり味付けされています。




★伊豆栄 永田町店
  所在:千代田区永田町1-11-28第10相互ビル
  電話:03-3581-7093
  品代:清鷹(1合)577円、蒲焼定食(梅)4,725円、きも吸+315円、つくね弁当1,365円