パーフェクト・リポート 第３話 ＊感想＊

＊　パーフェクト・リポート 「訴えられた死人　８年の時が動き出す」　＊　　番組ＨＰ

面白かったわぁ～♪
今までの中で一番の面白さだったと思う。

被害者の息子が起こした訴えをきっかけにして　浮かび上がってきた８年前の現金輸送車襲撃事件。
何故　父親は犯人に撃たれて　その後の人生を虚しく生きなければならなかったのか
何故　息子は　そして恋人は　主演舞台の初日に現金輸送車を襲撃したのか
視聴者までも巻き込んで　“何故”という思いを軸に展開していくストーリーは　とても良かったし
犯人・松田浩二（岡田義徳）の人物像や　彼の背景を　
蒼山（松雪泰子）が少しずつ解き明かしていく展開を　最後まで楽しむことができた。
遊軍の面々の取材によって　松田の人物像どころか事件の核心にまで
蒼山たちがが到達してしまうというのは出来すぎな気もするけれど
松田の名誉が回復され　松田が死ぬ間際に託した思いを８年ぶりに知ることができた吉川（吉田羊）が
娘に真実を告げることができたシーンには　グッとくるものがあった。

冒頭に描かれた　蒼山と赤坂（小出恵介）の様子や　
その二人を冷やかし気味に見守る遊軍メンバーの様子は面白かったし　
蒼山と赤坂の微妙に噛みあわない会話や　蒼山と白石（小日向文世）の皮肉を込めた応酬など
遊軍メンバーたちが今まで以上に魅力的に見えたのも良かった。
パソコンを叩いて思い通りにしようとしたり　白石が作った大作を台無しにしてしまう蒼山の様子も面白い。
何より　なんやかんやと蒼山に文句をつけつつも　
それぞれが“気になること”を調べて得ることができた真実を　一刻でも早く報道したいという思いから　
遊軍メンバーが結束していくクライマックスの様子は　見ていて気持ちがいいものだった。　　

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獣医ドリトル 第３話 ＊感想＊

＊　獣医ドリトル 　「モンスター飼い主」　＊　番組ＨＰ

サブタイトルどおり　モンスター飼い主・星奈（平愛梨）と父親・義満（段田安則）のエピソードが
メインとなっているわけだけど　う～ん・・・この親子のキャラが　どうにもこうにも苦手で
あんまり面白味を感じるエピソードではなかったなぁ。
終始　高飛車な態度を見せ　我儘放題に育てられた感たっぷりな星奈と　そんな娘に振り回されるばかりの義満。
このバカ親子っ！！と　ヒドイ言葉を浴びせたくなるような二人の描写は　少々幼稚すぎる気がして好きじゃない。
視聴者が好きになるようなキャラ設定じゃないコトは分かっちゃいるけど
星奈はキャンキャンキャンキャンと　ただただ煩いばかりだし　
何故か花菱（成宮寛貴）に星奈のコトを相談する義満には違和感があるし・・・魅力を感じないエピソードだった。
ただ　娘がモンスター飼い主　父親はモンスターペアレントだという　驚くべき非常識父娘に
鳥取（小栗旬）が語ったモンスターの心理は　ちょっと面白かったわぁ。

この父娘と同じように　非常識なバカっぷりを見せる土門親子。
（あの父にして　この息子あり　といった　信じられない行動をとる土門親子にはビックリ。）
土門大蔵（國村隼）と鳥取が初めて絡む様子が描かれた　ハムスターをめぐるエピソードの方は楽しめた。
自分の地位や名声を高めようといった欲には全く無頓着な鳥取の様子と
「金は大好きだが、金に縛られるのは嫌いでね。」という　彼の言葉がちょっと印象的。

でも　今回最も印象に残っているのは　マユ（大橋のぞみ）と捨て犬のエピソードでの鳥取の様子。
親を説得すること。３０万円用意すること。　と捨て犬の治療に厳しい条件を突きつける鳥取。
厳しいけれども　ペットを責任を持って飼う覚悟を　幼い子供にも容赦なく強いる鳥取の様子は
一本筋が通っていて　見ていて気持ちいい。
モンスター飼い主だけでなく　あすか（井上真央）も成長させちゃうドリトル先生・・・お見事！

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獣医ドリトル　第１話　　＊感想＊
獣医ドリトル　第２話　　＊感想＊

龍馬伝 第４４回 「雨の逃亡者」 ＊感想＊

お元（蒼井優）のキャラ描写に期待がもてなくなってしまっているからなのかしら・・・
お元に焦点を当てた今回のストーリーには　どうしても冷めた目で見てしまう。
予告を見た時点で　こりゃあ　次の回は期待できそうにないなぁとは思ってはいたけれど
ひょっとしたら　そんな私の予想を　いい意味で裏切ってくれるかも・・なぁんて淡い期待もしてたんだけどなあ。
それにしても　お元ちゃんを救うために龍馬（福山雅治）がとった行動には　かなり驚かされる展開ねぇ。
・・そっか・・・めでたし　めでたし・・なわけね・・・。
感動させようという製作側の意気込みばかりが目立つ　泣きのシーンを見ても気持ちは冷めていくばかり。

前回　龍馬との立場の違いが描かれた弥太郎（香川照之）。
前半は　そんなシーンが無かったかのように　弥太郎の様子が今までと変わり無いように見えることに
少々違和感を感じたりもしたのだけれど　とうとう龍馬と決別してしまうわけなのねぇ。
弥太郎の訴えは　八つ当り気味の内容のようにも思うケド　そう思ってしまいたくなる気持ちは分かる。
積もりに積もった欝憤を　ついに吐き出してしまった　といったところかしら。
今後　龍馬とどのような距離をとって接していくのか　興味が沸いてきたわぁ。

長崎奉行に濡れ衣を着せられそうになった龍馬が　直接　イギリス公使に掛け合うシーンが
強いて言うなら今回の見どころかしらねぇ。
持ち前の積極性と　人を魅了せずにはいられない福山龍馬の魅力でもって
パークスを海援隊の味方につけ　見事　長崎奉行の鼻を明かしてしまう　という展開に漂う爽快感は楽しめた。

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