セカンドバージン 第４話 ＊感想＊

＊　セカンドバージン 「二番目の女」　＊　　番組ＨＰ

まさか今回も　濃厚ベッドシーンの一部を見られるとは思わなかった第４話。
最近のＮＨＫさんの頑張りには　も～う拍手を送りたい(笑)。

「彼女は僕の肩書きが好きだった。」「僕も、役所の紹介だから深く考えないで結婚してしまったと思う。」
などと　しどろもどろで　るい（鈴木京香）に語る行（長谷川博己）。
先週の　大人の恋を知ってしまった若い男の魅力はどこへやら・・・といった感じねぇ。
何だか途端に子供っぽくなっちゃって　魅力がなくなってしまった気がする行の様子が　とにかく印象的な今回。
「僕が必要なのはるいさんだから。」というキメの言葉までも　なあんか薄っぺらい。
万理江の母・文江（朝加真由美）が　娘が離婚するのも仕方がないと思い始めた途端
万理江に離婚するように説得してほしいと　文江に頼んでみたり
女性関係で別れるわけではないと文江に嘘をついてみたり（まあホントのコトが言えるハズもないけれど）
彼に漂う不実極まりないトコロは　かなり嫌だわぁ。
愛子（ＹＯＵ）さんがおっしゃっていた　「妻と別れるって言って、別れた男はいない。」という格言のとおり　
初めて真剣に恋をしたんだかなんだかしらないけれど
妻を裏切る男が語る言葉に愛や誠実さを見つけるのは　やっぱり難しいんじゃないかしらねぇ。
そうそう　行の「・・・努力もしたけど・・・」の“努力”が気になる　るいの様子は
前回　もっとインパクトのある呟きを聞いてしまっているだけに　いまひとつ面白味に欠けてしまうのが残念。

今回はエキセントリックな万理江（深田恭子）の魅力が満載ね。　
誰が見ても相性がいいとは思えない行と万理江の会話。
それでも　そんな相性の悪さに気付かないフリをしているのか　行に執着する万理江は
なんて怖くて難しい女なんだろう。
行を繋ぎとめておくために手首を切る行為も　彼女にとっては　夫婦間の駆け引きなのねぇ。
夫の携帯を盗み見ようとするわ　夫の携帯を壊すわ　新しい夫の携帯にＧＰＳ機能を求めるわ　
深田恭子さんの真骨頂といった感じの万理江の奇行は　ツッコミながらも　かなり楽しめる。

そして　今回も登場してくれた愛子さん。
るいと愛子が会うのは　まだ２度目だというのに　妙に気の合う二人。
「出来上がった男よか、いいじゃん。」だとか　「でも好きだよ、若くてお肌ツルツルだし。」だとか
「若いっていうだけで、宝物みたいに見えるときもある。」だとか　
こちらも　年齢不詳で魔性をお持ちのＹＯＵさんの魅力満載の台詞たっぷりで　大いに楽しめたわぁ。
シメの台詞は　「お金はいらない。私は亮の女だけど、あんたの世話にはならないわ。」
・・・キマッター！！　さすが伝説のパンクバンドのボーカルＡＩＫＯね(笑)。　

ラストで「妊娠したの。」と嬉しそうに告げる万理江。
さてさて　るいと行のイケナイ恋の行く末やいかに？　次回も楽しみ♪　

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