* Q10 「どうでもいい、なんて言うな!!涙のQ10の愛の告白!?」 * 番組HP
登場人物たちの些細な日常や周囲の人との触れ合い それぞれが抱える思い といったものを
まるでモザイクのように一つにまとめているのが このドラマの魅力ではあるけれど
今回は そのモザイクに使われる断片を 少し細かくしすぎているような印象を受けるなぁ。
一つ一つの断片は 相変わらず どれもみなキラキラと輝いていると思うし
その小さな断片に込められた脚本家のメッセージは
どれもみな書きとめておきたくなるほどの印象を与えてはいるけれど
何て表現したらいいのかしら・・・ 非常に散文的というか・・・
脚本家の伝えたい思いを まるで箇条書きにしてストーリーを展開しているような
まとまりの無さを感じてしまうのが残念。
それでも キュート(前田敦子)×中尾(細田よしひこ)×藤丘(柄本時生)の弟くん だとか
岸本校長(小野武彦)×藤丘だとか 久保(池松壮亮)×民子(蓮佛美沙子)に
トドメの柳(薬師丸ひろ子)と平太の父・武宏(光石研)といった
いつもとは違う組み合わせを見られたのは新鮮。
特に 初回で一度顔を合わせたことのある久保と民子の会話は とても良かった。
いつも明るく振舞ってはいるけれど 深い悲しみや諦めのようなものを漂わせている久保の心の内が
言葉となって初めて表されていたのがいい。「どうせ本当のことなんか誰にも解ってもらえない。」と言って
進路に悩む民子の気持ちを代弁すると同時に 自分の抱えている思いを吐き出す久保。
そんな久保に持ち前の感受性の豊かさを生かして 心を揺さぶる言葉を投げかける民子の様子は印象的。
そして 久保と同じように この時期特有の倦怠感を漂わせて 投げやりな言葉を吐く平太(佐藤健)。
彼の 「なんか俺、どうでもいいや。」 という言葉を聞いて 何故キュートが泣き出したのかと思いきや
どっぷりハマっている落語の噺に登場する若旦那と重ね合わせているのねぇ。
(一体全体 どういった仕組みで そうなるのか サッパリ分かんないけど。)
ヘンテコリンな言葉を操るキュートが可笑しくって可愛い♪涙をポロリポロリと流すシーンも可愛かったなぁ。
まとまりの無さを感じるのが少々残念ではあるけれど 平太とキュートのラブストーリーは
とても可愛らしく爽やかに描かれていて大満足。
涙が止まらないキュートの手を引き 教室の外へ連れ出す平太の様子も キュートの手を引きスタスタ歩く様子も
抱き締めなくちゃいけないのに 躊躇い続けるあまり 赤の他人に美味しいトコロをもっていかれちゃう様子も
ロボット・キュートを相手に立派なラブストーリーが展開されていて その初々しさに思わずキュンとなる。
月子(福田麻由子)が語る暗黒エネルギーだの素粒子だのといった話をきっかけにして
今という時間や大切な人を大事にしようと “心を入れ替える”平太の様子は何とも爽やかで良かった。
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Q10(キュート) ♯1 *感想*
Q10(キュート) ♯2 *感想*
Q10(キュート) ♯3 *感想*

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その小さな断片に込められた脚本家のメッセージは
どれもみな書きとめておきたくなるほどの印象を与えてはいるけれど
何て表現したらいいのかしら・・・ 非常に散文的というか・・・
脚本家の伝えたい思いを まるで箇条書きにしてストーリーを展開しているような
まとまりの無さを感じてしまうのが残念。
それでも キュート(前田敦子)×中尾(細田よしひこ)×藤丘(柄本時生)の弟くん だとか
岸本校長(小野武彦)×藤丘だとか 久保(池松壮亮)×民子(蓮佛美沙子)に
トドメの柳(薬師丸ひろ子)と平太の父・武宏(光石研)といった
いつもとは違う組み合わせを見られたのは新鮮。
特に 初回で一度顔を合わせたことのある久保と民子の会話は とても良かった。
いつも明るく振舞ってはいるけれど 深い悲しみや諦めのようなものを漂わせている久保の心の内が
言葉となって初めて表されていたのがいい。「どうせ本当のことなんか誰にも解ってもらえない。」と言って
進路に悩む民子の気持ちを代弁すると同時に 自分の抱えている思いを吐き出す久保。
そんな久保に持ち前の感受性の豊かさを生かして 心を揺さぶる言葉を投げかける民子の様子は印象的。
そして 久保と同じように この時期特有の倦怠感を漂わせて 投げやりな言葉を吐く平太(佐藤健)。
彼の 「なんか俺、どうでもいいや。」 という言葉を聞いて 何故キュートが泣き出したのかと思いきや
どっぷりハマっている落語の噺に登場する若旦那と重ね合わせているのねぇ。
(一体全体 どういった仕組みで そうなるのか サッパリ分かんないけど。)
ヘンテコリンな言葉を操るキュートが可笑しくって可愛い♪涙をポロリポロリと流すシーンも可愛かったなぁ。
まとまりの無さを感じるのが少々残念ではあるけれど 平太とキュートのラブストーリーは
とても可愛らしく爽やかに描かれていて大満足。
涙が止まらないキュートの手を引き 教室の外へ連れ出す平太の様子も キュートの手を引きスタスタ歩く様子も
抱き締めなくちゃいけないのに 躊躇い続けるあまり 赤の他人に美味しいトコロをもっていかれちゃう様子も
ロボット・キュートを相手に立派なラブストーリーが展開されていて その初々しさに思わずキュンとなる。
月子(福田麻由子)が語る暗黒エネルギーだの素粒子だのといった話をきっかけにして
今という時間や大切な人を大事にしようと “心を入れ替える”平太の様子は何とも爽やかで良かった。
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